参りましたねえ…。AKB48が来月リリースするシングルのタイトルが、ものすっごく長いんですよ…。76文字だって…。曲紹介するの、どうしようかな…。

来月11日リリースのAKB48のシングルのタイトルは「鈴懸の木の道で『君の微笑みを夢に見る』と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」です。これ、二重かぎ括弧の部分はかぎ括弧だけど、こういう表記上はかぎ括弧の中に入るから二重かぎ括弧…ああもう、書くのもややこしい!

真っ先に思ったのは「これ『変わってしまうのか』の後の読点でブレスしたらダメだぞ。意味が離れちゃって、タイトルに聞こえない」ということ。ま、ほとんどの人が読点でひと呼吸置いちゃうだろうけどね。読点のところは切りきらずで読む人とは仲良くなれそう。

あと、噛まずに読めるかってのも、ね。このタイトルを読み始めた時に、何ともいえない緊張感がスタジオに流れ、リスナーも緊張するでしょう。ボクらの世界ではやっと「きゃりーぱみゅぱみゅ」が口慣れてきたところだったのに!

でもね、このタイトルだって聞いた時に、ラジオからのヒットっていうのはもう考えられてないな、ってのも思いました。だって、リスナーがタイトル覚えられないじゃない。言う方も変に緊張しちゃうしねえ。そういうプレッシャーがかかる曲は、かけようかどうしようか、迷うよね。

もちろん、その曲をかけるべきタイミングではしっかりオンエアするけど、リスナーが「ほーら、言えるかなぁ?」みたいな、挑戦状みたいなリクエストでは敬遠されるんじゃないかなあ。

昔のボクだったら、こういう長いタイトルを読んで自己満足してたけど、今はなんかカッコ悪いなあ、って思うようになっちゃった。ボクがこの曲を紹介することって、あるのかな。

ちなみに、聞けるギリギリの速さで読んだら、8秒かかりました。イントロ尺が10秒だったら、言えないや。「曲は、AKB48の…」っていう短いコメントを入れただけでも、こぼれちゃう。…読む気はありそうだな、ボク。