きのう、ミッドランドスクエアシネマで「悪の法則」を観ました。カウンセラーの「覚悟」とは、どのくらいのものだったんだろうか。分かんない奴が簡単に踏み込んじゃいけない。ボクが知らない、深い闇のような世界がある。こことは違うもうひとつの世界を見た気がしました。理解するのにものすごく難しかったけど。

映画「悪の法則」オフィシャルサイト

メキシコ国境付近の町で弁護士をしている通称カウンセラー(マイケル・ファスベンダー)は、恋人ローラ(ペネロペ・クルス)との結婚も決まり人生の絶頂期にあった。彼は実業家のライナー(ハビエル・バルデム)と手を組み、裏社会のブローカー、ウェストリー(ブラッド・ピット)も交えて新ビジネスに着手する。その仕事は巨額の利益を生むはずが……。

引用元:映画『悪の法則』 – シネマトゥデイ

カウンセラーが踏み込んだ世界は彼の想像を超えていたようで、重大さが分かっていない。いや、分かっているつもりなんだけど、現実はもっと冷酷。自分の身に降りかかってきて、ようやく気づく。

甘いなあ…と、カウンセラーのことを観ていたけど、そんな感じになっていたことボクもある。もう分かったよ、と思っていたのは本などで読んだ知識であって、身を持って得た知恵ではなかった。…いやー、よくある「一日で○○円儲ける株式投資」みたいな話は「向こうの世界のこと」って思った方がいいね。

そう、素人は「向こうの世界のこと」に関わっちゃいけない。関わったが最後、痛い思いをする。のし上がったり、逃げ切れたりする人はほとんどいないって思ってないとね。甘い話には気をつけよう。

…という感想を持ちましたが、この作品、前半が辛い…。豪華俳優陣だからっていう気持ちで行くと大変ですよ。