TOHOシネマズ名古屋ベイシティで「クリーピー 偽りの隣人」を観る。今年観た作品の中でいちばん気持ち悪かった。その気持ち悪さが味になり、クセになる。この感じは、今絶対味わった方がいい。

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映画『クリーピー 偽りの隣人』公式サイト | 大ヒット上映中

刑事から犯罪心理学者に転身した高倉(西島秀俊)はある日、以前の同僚野上(東出昌大)から6年前の一家失踪事件の分析を頼まれる。だが、たった一人の生存者である長女の早紀(川口春奈)の記憶の糸をたぐっても、依然事件の真相は謎に包まれていた。一方、高倉が妻(竹内結子)と一緒に転居した先の隣人は、どこか捉えどころがなく……。

引用元:映画『クリーピー 偽りの隣人』 – シネマトゥデイ

気がつけば、異質な世界に放り込まれていた!

この作品の世界そのものが異質、と感じる前半のつくり方。カットのひとつひとつが気になる。でも、それが怒涛の後半への入り口だったとは…!

なんかおかしい世界だなあ、と感じている中で、高倉の妻を演じていた竹内結子さんだけがこちらのテンションと合っていて、普通に見えた。竹内結子さんを追いかけて観ているといいかもしれない。そうすると、より後半のなんとも言えない感じを味わえると思うから。

こんな気持ちの悪くて怖いものだとは思わなかった。もちろん、いい意味で。じわじわと評判を呼ぶ作品なんじゃないだろうか。

サッカー選手に例えたら、こんなタイプ

サイドバックの仕事人。相手の侵入をラフプレーギリギリのテクニックで食い止める。