今年もお世話になりました、名古屋市の会長杯争奪戦ドッジボール大会。第20回の今回は、生中継。


今年はトーナメントを勝ち上がるごとに強くなるチームがありました。城西ビクトリー、というチーム。とにかく、守りが固かった!

横一列の陣形は、ドッジボールの基本陣形ともいえる。解説をしてもらった名古屋市ドッジボール協会理事長の山田強志さんのお話では、この陣形だとボールをはじいても周りが取りやすいとのこと。

その陣形が、ズバズバ決まった。ボールをはじく。それを誰かが取る。そこからリズムが生まれる。アウトになるかと思ったら誰かがボールを取ってセーフになった時のチームの盛り上がりは、それはもうすごいものだった。

こんな勢いがついたら、他のチームはなかなか止められない。決勝まで上がり、対戦するのは全国大会の常連チームと言っていい、サザン’97。

3セットマッチの1セット目は、サドンデスまでもつれこんだ。ここを城西ビクトリーが取っていたらどうなるか分からなかったけど、サザン’97が取った。こうなると、チーム力はやはりサザン’97の方が上。2セット目を取り、優勝したのです。

スタッフの周りでは中継時間に入らなかったらどうしようと思っていたそうだ。解説の山田さんは「サドンデスは、誰か1人が当たるまで続くんですけど、長いと5分も6分もやる時があるんですよ」だって! えー、なんて過酷なスポーツなんだ、ドッジボールって!

1セットは5分のランニングタイムで行っている大会なので、展開がスピーディー。終盤まで何が起こるか分からない。競技ドッジボールは、本当に見ごたえのあるスポーツだ。

この大会、いろんなケーブルテレビ局で見られたらいいのに。あ、これ、名古屋市の大会だから、エリアは限られるのか……。