午後、専門学校で講義。きょうもフリートークの実践。劇的に変わるものではなく、自分で目的を持って実践して、それでもできなくて、もう一度目的を持って…という繰り返しで徐々に自分が納得いくものが出来上がってくる。それはきっと講義がある期間では完成しないし、たぶん一生完成しないものだなあと思う。

夕方は事務所でレクチャー。それぞれの読みはできているし、それだけ聞いたら「もういいんじゃないか?」と思う人もいる。でも、仕事にするにはもうちょっといろんなパターンで読めないと、引き出しがなくなってしまうのです。それでは長く続けられない。

なので、それはもう細かい所を修正してますよ。でも、修正すると劇的に変わるんです。今までの読み方は捨てなくていいから、このパターンもぜひ覚えて欲しいと思うのです。

帰ってきたら、小室哲哉さんが DOMMUNE でライブを始めたことを知ったので観に行く。インターネット上にあるので、出かけなくてもパソコンを立ち上げてアクセスすればいいのです。

TM NETWORK のアレンジというより、トランス期の globe の音を想像してもらえれば近いイメージ。でも、その中にシンセをアコースティックの音色で弾いたり、ドラムの音色にしてソロプレイをしたり。映像があるのでキーボードを叩いているのが分かるけど、目を閉じて聴けばその楽器を演奏しているかのよう。

そして、キレ具合も健在。ドラムのプレイで指から血を出してキーボードの白鍵が赤く染まった。2時間のライブ、Twitter 上で話が広まって、最終的に2万7000人が観てました。

あまりにパソコンの画面に集中してて、終わっても15分くらい立ち上がることができなかった。まるで現場にいたような興奮とライブ終了後の虚脱感。こんな体験、長いことネットに親しんでるけど初めてだ。