ほぼ日手帳の2014年版が発売になりました。実は今年で使うのをやめようと思ってたんです。一日1ページの手帳には、仕事のスケジュールと計った体重の2行しか書いてないし。文庫本サイズに2行って、もったいないでしょ?

12年使ってきたけど、こんな状態が続いているので、もういいかなあ…。と思っていたんですが、あることをきっかけに、使っていこうと思いました。1ページに数行しか書いていなくてもいいんだ、っていう気持ちになりました。

ほぼ日手帳2014

履歴を作る時に、1日1ページが役に立った

仕事の履歴を作りたくなったんです。あの仕事を始めたのはいつから、とか、あの年にどんな仕事があったのか、ということをまとめておいて、必要な時に一覧できたらいいなあ、と思ったから。

今も使っているものも含めて、12年ぶんのほぼ日手帳のページをめくり続けて年表づくり。仕事のスケジュールだけは欠かさずつけ続けてきたので、すぐにまとまりました。今思い返して見ると、この経験があったからこそ、来年もほぼ日手帳を使おうという気になったんです。

書き込んでいたのはクライアントの名前と、集合場所だけ。それを該当する時刻のところに書いていたんだけど、たったこれだけでも、その時の仕事を覚えていたんです。

1日1ページだから、その日を思い出せる

月間のカレンダーにも書き込んでおいたんだけど、そこにはクライアントの名前だけ。それを見ても、何の仕事だったかは思い出せませんでした。ボクの場合は、クライアントの名前と集合場所、そして拘束時間の3つが一緒になって、やっとその仕事の内容を思い出すことができたんです。

1日1ページのメリットって、こういうことなんでしょうね。週間スケジュールでも月間スケジュールでも仕事の内容を思い出すことはできるけど「この週はこんな感じだったなあ」「この月は忙しかったなあ」と、週や月単位で思い出す感じにボクはなります。やっぱり「この日はこんなことがあったなあ」ということを思い出すには、日単位のスケジュールを見ることが一番効果的でした。

何にも書いていない所があるともったいない、とか、こんなにスペースはいらないんじゃないか、とかはボクも思いますし、今でも思ってます。でも、何年か経って見返すことがあった時に、1日1ページに書かれているたった一行やひと言から、その日を思い出すことができるんです。それが、ほぼ日手帳の面白い所なんだと思います。

きれいさも、かわいさもなくていいのだ! たぶん。

ほぼ日手帳公式ガイドブック2014」を買ってきてユーザーの使い方を見ていると、みなさん使いこなしてるんです。色をカラフルに使ったり、イラストを書いたり、写真を貼ったり、ライブのチケットを貼ったり。そういう使い方を見ていると「ボクには無理だ…」と思っちゃうんですが、1日1ページに何か1行でも書いてあるってことが大切だと分かったので、もう大丈夫。これからもそうやって使えばいいんだ!

でも、やっぱりボクも、色をカラフルに使ったり、イラストを書いたり、写真を貼ったり、ライブのチケットを貼ったりして使いこなしたい…。