TOHOシネマズ東浦で「未来のミライ」を観る。ちっちゃかった! でも、壮大だった!

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小さい木が立つ庭のある家に住む、4歳で甘えん坊のくんちゃんは、生まれたばかりの妹に対する両親の様子に困惑していた。ある日、くんちゃんはセーラー服姿の女の子と出会う。彼女は、未来からやってきた自分の妹で……。

引用元:未来のミライ (2018) – シネマトゥデイ

はなし、ちっちゃ! けど、すごく深い!

観てる途中「はなし、ちっちゃ!」って思った。すごく狭い世界の話だった。

でも、その狭さは、広さの話。深さについては、ものすごく深い。細田守監督の作品には今まで感じなかったものがあり、最初っから泣きっぱなし。

なんで最初っから泣いたんだろ? 泣く要素、何もなかったよね? 今振り返ってみれば、この作品のテーマみたいなものが、あの中にギュッと詰まっていたからかも。

表情や動きの作画の細かさに、改めて気がついた

ボクは初めて感じたんだけど、丁寧に作画してるよねえ……! なんでもないシーンだけど、細かい動きを描いている。それを観ていて、だんだん感情移入していく。

これが細田作品なんだろうけどね。映画を観続けてくると、こういうことも感じるようになるのかな。

どの視点からも共感できる

おとうさんの視点、おかあさんの視点、両方があったね。たぶん、世のお父さんやお母さんが観たら、共感はすごいだろうなあ。じいじとばあばの視点も、きっと共感するポイントがあるだろう。

家族のどの視点からも、自分に合ったキャラクターに共感するポイントがある。こういうことも、話としてはちっちゃいんだけど、すごく奥行きのある作品に仕上がってた気がするよ。

そう、くんちゃんと青年のつながりにある壮大なものを感じれば、この作品がとても奥行きのあるものだって言ってるのが、分かってもらえる気がする。