寒くなってきましたねえ。朝起きるのが辛くなってきました。人のぬくもりも恋しくなる。こういうときは、誰かにやさしく、そしてあったかく起こして欲しいねえ…。

「ケンイチ氏(うじ)! 朝でござるよ! 起きてくだされ! 外は寒いけど、いい天気でござる。さあ、朝の新鮮な空気を吸うために、町内一周に出かけるでござる! そして、帰ってきたら乾布摩擦をするでござるよ! さあ、さわやかな一日の始まりでござる! ニンニン!」

…あ、妄想を間違えたっ! キーボードの勢いで「ケンイチ氏」なんて書くからこういうことになったんだ。そういう起こされ方じゃなくて、こう、どっちかというと「ご主人様」みたいな方法でさあ…。もういいや、むなしくなるだけだ…。

午後から、専門学校で講義。パンフレットからお知らせ原稿を作る実習。みんなそれなりにまとめることはできる。でも、読めない。自分で書いたものなのに、つっかえるし、言い直すし。読みにくい文章を書いた、ってこと。「書くことができる」のと「読むものを書く」ということは違うんだよね。

その流れで、きのうに続きラシックの旭屋書店へ。水村美苗著「日本語が亡びるとき-英語の世紀の中で(筑摩書房)」を買う。ネット上ではいろんな議論がある本。日本語をしゃべってお金をもらっているので、どういうことが書いてあるのか読んでみたくなりました。

漢検、ボクは落ちるだろうなあ。その本当の意味を、脳ではなく体で理解しなくてはダメだと思うのです。いわゆる「頭でっかち」では本当の漢ではない、ですよね。…あ、漢字検定の「漢検(かんけん)」じゃなくて、「漢(おとこ)検定」の「漢検(おとこけん)」です。