きのうの日経プラス1に「ストーブよりもエアコンのほうが暖房費を節約できる」という記事が載っていて、びっくり。エアコンは空気の熱をエネルギーに転換しているから、電力を熱エネルギーに換えるよりも暖房効率がいいらしい。また、今の原油価格だったら石油よりもコストは安いそうだ。

エアコンを使ったときの電気代を見たら「高いなあ」と思うんだけど、高くなった分は、灯油を買ってくることを考えたら安いのかもしれない。

暖房費だけでなく、食事するときもコンビニでバランスよく食べようと思って買うと「お店で食べるのと変わらないなあ」と思うこともあるし、作るにしても材料費にガス代を考えたら、外食するのとコストは変わらないかもしれない。きちんと計算したら「安くすまそう」としたものが思ったほどではないことだってありそうだ。

…めずらしくフリが長いなあ。つまり、夜中に帰ってきたときも早く部屋を暖めたいからエアコン使ったし、起きるときも同じ理由でエアコンを使った言い訳をしてるんです。

コンビニにお昼を買いに行ったら、雑誌コーナーに「BRUTUS」がありました。「ブルータス大学開講」という特集で、文化人や漫画家、デザイナーなどの著名人が大学で講義をしている様子を収録しています。買ってしまいました。

夕方から、東海ラジオ。買ってきた「BRUTUS」を読む。著名人が自ら体験したことを講義にしているから、魅力的。自分ができるかどうかはぜんぜん考えずに「そうそう、その視点が大事!」と思ってしまう。ボクも専門学校で講義をしてるんで、学生の視点よりも講師の視点になってしまう。

しかし、食事もままならないときに、この広告は、きっつい! いいちこの広告か!

西原理恵子著「この世でいちばん大事な『カネ』の話」を読む。第1章から、気分が沈んでいく。「お金に余裕がないと、日常のささいなことがぜんぶ衝突のタネになる」という言葉、自分なりによく分かるから。

書かれているほどの「貧しさのループ」に陥ったことはないけど、カネがなくなることでそれまでの生活がふっとびそうになったことがあります。そのときの気持ちや、そこから何を学んだかが、全部この本に書いてある。「カネ」と「働くこと」について、見直すことができたし、再確認ができました。

…長いなあ。やっぱりフリはいらなかったか。でも、お金の話で見事にリンク。ま、いいか。あしたは世間的にお休みだし。