午後、豊田スタジアムへ。エフエムとよた「GRUMPUS BEAT」で、Jリーグ実況。名古屋グランパス対清水エスパルスの開幕戦。それぞれのゴール裏にはグランパスサポーター、エスパルスサポーターが陣取って声を出す。メインスタンドとバックスタンドは、入口で配られた赤いパネルを掲げたお客さん。真っ赤に染まった観客席。

前半、一進一退の中、グランパスが左サイドから斬り込む。阿部選手がペナルティエリアの中でファールをもらってPK。ケネディ選手がしっかり決めて、先制。3年連続開幕戦ゴール、また、2年連続開幕戦PKでの得点。前半は1対0で終了。

動きがあったのは後半。グランパスの選手が次々ピッチから去っていく。後半のスタートから玉田選手がいなくなり、永井選手に交替。後半6分で藤本選手がアウトで、磯村選手を投入。後半26分には中村選手もピッチから去り、ダニエル選手にチェンジ。

ストイコビッチ監督としてはこんなに早く3人の交替選手枠を使うとは思わなかっただろうけど、システムを変更させながらエスパルスの攻撃を防ぐ。後半のグランパスはシュートは1本しかなかった。ボールはずっとエスパルスが持ってたよ。

ただ、エスパルスも後半のシュートは3本なので、しっかり守っていたとも言える。後半のグランパスにはいいところがないなあ、と思ってたんだけど、エスパルスにいいところを与えなかった、とも言えるんだろうね。どの側面から見るかで変わってくるなあ。

試合後のストイコビッチ監督の会見では、3バックにしてスペースをエスパルスに与えて、わざとそこを突かせてミスを狙っていたそうだ。昨シーズンとは違った戦術だ。グランパスは進化している。