松坂屋美術館で「生誕110周年記念 ウォルト・ディズニー展」を観る。オズワルドを経てミッキーマウスが生まれる過程、そして数々の名作を生み出していく環境づくりにものすごく興味を持ちました。

必死になって作り上げた作品がぽーんと持っていかれたらたまったもんじゃない。それは、自分の一部が切り取られるようなものなんじゃないだろうか。また、入れ物だけ持っていっても、そこに魂が入っていなくては魅力はない。ものづくりは情熱と技術の両方のバランスが取れた時に最大の魅力を発揮するんだなあ。

そして、それを生み出すための環境づくりもしていったんだよね。スタッフを家族同然に扱っていた様子がうかがえる。アメリカの企業は人に冷たい、みたいなイメージはこちらが勝手に思っているだけで、こういう企業もきちんとあるんだよね。それがディズニーリゾートのおもてなしにもつながってるんだろうなあ。