午前から、愛知県豊田市の球場で、地元ケーブルテレビ局のひまわりネットワークが主催する少年野球の実況。野球の実況って、久しぶりじゃなかったかなあ? ボクの口が「スリーボール、ツーストライク」って、ボールを先に言うカウントのやり方に慣れてないんだけど。

準決勝2試合と決勝の3試合を実況しました。準々決勝のスコアを見ると、その試合も力の差があるなあと思ってたんだけど、準決勝からはけっこう緊迫した試合が続いた。準決勝になると、力の差はほとんどないみたいだね。

担当した試合の中には、90分ルールで規定の7回まで行けなかったのもあった。プロ野球の3時間半ルールで少し慣れていたし、スケジュールを遅らせることなく消化していくにはこれがいいんだろうね。

もともと野球は規定の回数までしっかりやるスポーツなんだけど、最近のスポーツはどんどん時間を短くしていく傾向があるよね。試合時間が決まっていれば、テレビ中継のスケジュールも組みやすくなるしね。ひょっとすると、3時間以上もスポーツを観るってのは今のリズムからすると長く感じるのかもしれない。

少年野球の実況をしていて思ったのは、ランナーが出るとしっかり進める作戦を取るんだね。一発長打を期待するような作戦は取らない。ま、まだまだ子供なのでそんなパワーはないからなのかもしれないけどね。野球の基本をきっちり身につける時期だろうから、大振りせずに、しっかりミートするのが大事だろうし。

久しぶりに見た少年野球から「試合時間の短縮」と「長打を狙わない野球」ということを思いました。なんかボクが思っていたものとはちょっと変わってきているのかなあ。