きのう3本連続で映画を観た2本目は「さよならドビュッシー」。全身大やけどを負った少女が挑戦するピアニストに向けての復活と、彼女を襲う不可解な事故。ボクはピアノを演奏する姿を、自分がやってる朗読に重ねて観てました。

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ピアニストになることを目標にしている16歳の遥(橋本愛)は両親や祖父、いとこらに囲まれ幸せに暮らしていたが、ある日火事に巻き込まれ一人だけ生き残る。全身に大やけどを負い心にも大きな傷を抱えた遥だったが、ピアニストになることを諦めず、コンクール優勝を目指して猛練習を再開。しかし、彼女の周囲で不可解な現象が続発し……。

引用元:映画『さよならドビュッシー』 – シネマトゥデイ

ピアノコンクールに向けての練習では、技術を磨くことはもちろん、メンタルを鍛えるトレーニングも行われましたが、それが「おお、朗読の時にも同じ事が言えるなあ」ということが多くて。あ、朗読だけじゃなくて、ニュースとかナレーションを読むのも同じだけどね。

ピアノコンクールに向かう時の緊張は、昔ボクが放送コンテストに出場した時と同じような感じかな。表現をするコンテストの前の、あの緊張感、懐かしかったな。もう20年も前になるのか…。

コンテストでは、亡くなった人への思いと共に演奏をしますが、そのシーンは画面に映っている以外のことを感じて、ちょっと悲しかったです。

大やけどをした少女が顔の包帯をとった時、火事の前と全く同じ顔にした、と医者のセリフ。ホントだ、傷ひとつない! しかも、ホクロまである! ん? さすがにそれはどうなんだ…? 手術直後にホクロがあるのかなあ。ここはやはり、橋本愛さんの口元のホクロをメイクで潰しておいてほしかったなあ。

ケガして新しい皮膚になっても、同じ所にホクロができる…ってことも、なくはない、のかなあ。実はそこを考えると大きな矛盾が生まれるので、置いておきましょう。とにかく、コンテストでピアノを弾きながら亡くなった人を思い出すという、あのシーンは感動が増幅されました。