名古屋で「新聞」といえば、中日新聞。朝日や毎日、読売と
違って、紙面にびっちりと並んでいるあのもっちりとした
活字を見ると、ほとんどの名古屋人は落ち着く…のは
ボクだけですか? そんなとこに注目して新聞を見てるのは
ボクだけですか? 

活字には目がいかなくても、四コママンガには目が行く
中日新聞の読者はいっぱいいると思います。ボクが
小さい頃からそこには佃公彦さんの「ほのぼの君」が
あったんですが、きょうでその連載が終わりました。
中日新聞には1970年元日から「ちびっこ紳士」として
連載がスタート、5001回目の1984年2月6日から
「ほのぼの君」にタイトルが変わって、のべ12997回の連載。
ボクが生まれる前から、中日新聞のそこには佃さんの絵が
あったんですよ。つまり、ボクにとって中日新聞といえば
「ほのぼの君」だったんです。あたりまえのようにあった
ものだけに、なくなるとは思っていなかったです。

ところで、中日新聞の前から東京新聞に連載していた
「ほのぼの君」。1956年から2454回連載していて、
そのぶんも合わせると15451回。日本の新聞史上の最長記録
なんです。東京新聞を読んでる人はボク以上に感慨深く
思ってる人もいるんだろうな。

余談だけど、次はいとう耐さんが連載してくれないかなあ。