今地上波で放送されている「ゲゲゲの鬼太郎」は、
人間の世界とは一線を引いている感じなんですね。ボクは
吉幾三がオープニングを歌っていた3回目のアニメのときの
印象が強いんです。あのときはもうちょっと積極的に、と
いうか、人間を助けてくれる印象が強かったんです。でも、
ボクはこっちの方が「人間の業」みたいなものを描いている
感じがします。何度注意しても同じ過ちを犯してしまう、
愚かな人間像を描かれていると「おお、これはちょっと
骨のある作品かな」と思ってしまいます。人間って、そんなに
きれいなもんじゃないですよね。人間のそんなところを
きちんと自覚していることが必要だと思っています。
その意味では、今のドラえもんのアニメにも、原作と同じ
人間の業の深さを感じる事ができて、好きなんです。

ホントは「ゲゲゲの鬼太郎」だけにしようと思ったけど、
ドラえもんの話になったので、ボクの好きなサイト
ドラちゃんの本音」を載っけときます。ここに
「のび太の恐竜」に出てくる「ドラえもんの
あったか~い目
」があるんですが、これ、映画に
なったのを見て、ひとり感動しました!