けさ見た夢は、海外に旅行に行くものでした。ボクが車を
運転して空港に行く途中、助手席にいた女性
(イメージガール:川村ひかる)が急に寒いと訴えてくる。
どうしようもなく震えてるんで、彼女をぎゅっと抱きしめる…。
そのときの彼女のぬくもりを、今でも忘れない…。

人のぬくもりを感じられる人は、
   夢の中でもそのぬくもりを感じることができる
                     ―――けんいち

…タイトルと書いてること違うじゃん。しかも、中途半端な
フレーズなんか書きやがって。そうじゃなくて、その後の
ことを書きなさいよ。

で、まあ、空港に着いたんですが、肝心のパスポートを
作っていないことに気がついたんです。持ってない、
じゃなくて、作ってない。当然間に合わないので、じゃあ、
タイムマシンで過去に戻って届けてもらおう、ということに
なりました。いいなあ、夢って、彼女のぬくもりも
時間旅行も思いのままだ!

そこで、ボクはパスポートが届くのを心配しながら
待ってました。遅いなあ、まだかなあ、迷惑かけたなあ、と
いろんな気持ちが一緒になって、その気持ちがピークに
なったその時、できあがったボクのパスポートが
届きました(イメージボーイ:今田耕司。
あのハイテンションで渡してくれたんですよ)。

ここで目が覚めたんだけど、よく考えたら、パスポートを
つくっていないことに気がついた時点で、今田耕司が
できあがったボクのパスポートを持って登場しても
おかしくないよね? 時間を自由に移動できるんだから、
なにも律儀に時間軸を守ってくれなくてもいいはず。
ボクがドキドキしながら到着を待つという時間はいらない
じゃないですか。ふっ、所詮は夢。いい加減だなあと
思って、一日を過ごしました。

…ところがね。今、書いてて思ったんだけど、じゃあ、
この場合は「パスポートをつくっていない」ことにいつ
気がつくんだ? 気がつかなきゃ、タイムマシンを動かす
ことはないから、今田耕司の登場はないじゃない。
急に今田耕司が出てきて「実はキミは、パスポートを
つくっていなかったんだよ! だから届けに来たのさ!」
というのはおかしい。物語の整合性を出すには、いくら
タイムマシンといえども時間軸を守らないとパラドックスが
生じるということが分かりました。

なんか、難しいですか? えーっと、言いたかったことは
結局ナイスバディの女を抱きたい、ということかな…。