名古屋は雨です。梅雨入れが発表されてからしばらくは天気のいい日が続きましたが、その分を取り戻すかのように降ってます。梅雨に感情があるなら「おう、 すまんすまん、ちっとも高気圧の野郎がずーっと居座ってるもんだからよ。来んのが遅くなっちまったい。悪かったな、そのぶんたーっぷりおみまいしてやっか らよ!」とでも思ってるんでしょう。ちょっとべらんめえ調なのは、ボクの好みです。

そういえば、先週「梅雨入りの発表を訂正しろ」という声があがったのを耳にしたんですが、ボクはそこまで正確にしなきゃいけないものなのかなあと 思うんです。もちろん、農業ではこの時期の雨を心待ちにしているのは承知ですよ。梅雨入りの情報を参考にしているかもしれない。いや、その情報に加えて 「あの山に雲がかかったから、そろそろ雨だぞ」みたいな、その土地にある言い伝えのようなものも参考にしてるんじゃないかなあ。

天気予報の情報だけで天気を感じるんじゃなくって、空に浮かぶ雲の様子や風向き、肌に感じる風の暖かさなど、実際に自分が天気を感じることのほうがボクは好きです。そうやって天気を判断するほうが、自分の経験値が増えて、人生が豊かになるのではないかなと思っています。

なんか話があっちこっち行っていますが、雨が降らないからって梅雨入りの発表を遅らせろというのは、ボクはちょっと度量が狭いなあと思います。気 象予報士の石原良純が「天気予報が外れて、困った人はいますか?」と言って笑われたり突っ込まれたりしてるのを見ましたが、ボクは賛成です。

そんなことより、きょうの夕食はカレーだったのです。食べてたら、カレーが服についたのです。手洗いをしなければならないのです。この後すぐに洗いたいのです。乾くかどうか、あしたの天気が気になるのです!