ナディアパークに行ってたんですけどね。ひとりで入口付近でぼーっとしてたら、どっかで見たことのある女の子が目の前を横切ったんです。あれ…どっかで見たことあるなあ、と思って脳内アルバムをめくっていたんですが、止まったページが Perfume だったんです。で、もう一度目の前の女の子を見たら…。ああっ! Perfume のメンバー、のっちじゃないですかっ! そしてその後からは残りのメンバー、かしゆかとあーちゃんがっ! どうやらイベント帰りのようです。

こういうときはどうふるまったらいいのか、困りますねえ。一応こちらは業界の端っこでご飯を食べているんで、反射的にお疲れさまと言いそうになったけど、相手からしてみれば「お前は誰だ?」ですからね。声をかけるべきか、どうしようか…完全に固まってしまいました。そしたら、そんな雰囲気を感じ取ってくれたんでしょうか、あーちゃんが会釈をしてくれまして、こちらも慌てて会釈を返したんです。

そして、ボクはそのまま外に出たんですが、今度はタクシーに乗ろうとしているところでまたニアミス! そしたら、またあーちゃんが会釈をしてくれまして、今度はこちらもにっこりとごあいさつ。

いや「どうだ、うらやましいだろう!」ということではなくて、こうやって普通に接することって、できそうでできないなあと思ったんです。現にボク、できませんでしたし、逆の立場になることだってあるんですが、なかなかできませんからね。ちょっと考えてしまいました。あーあ、ボクに身についてる、あーちゃんとは全く逆のこのオーラ、捨てたいなあ。きちんとごあいさつをしたいと今悔やんでいるのですが、果たしてそういうことがあるかどうか…。ホント、チャンスや幸運の女神は後ろ髪がない、とか、今度とオバケは二度とこない、とはよく言ったものです。ちょっと違うかもしれませんが、みなさんも、出会いは大切に。