ユナイテッド・シネマ阿久比で「シンプル・フェイバー」を観る。アナ・ケンドリックの演技が、この作品味を独特なものにしている。

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映画『シンプル・フェイバー』公式サイト

夫を事故で亡くし、ニューヨーク郊外で女手一つで子供を育てているステファニー(アナ・ケンドリック)は、子供と同じクラスに息子を通わせるエミリー(ブレイク・ライヴリー)の自宅に招かれる。ファッション業界に身を置き、豪華な家に暮らし、小説家の夫ショーン(ヘンリー・ゴールディング)に愛されているエミリーとステファニーは意気投合し、お互いの秘密を言い合う仲になる。ある日、ステファニーは、エミリーから息子を学校に迎えにいってほしいと頼まれるが、エミリーはそのまま姿を消してしまう。

引用元:シンプル・フェイバー (2019) – シネマトゥデイ

アナ・ケンドリックのあの感じを、ボクはどうやって観ていったらいいんだろう? という若干の戸惑いが最初にありました。サスペンスのつもりで観にきたんだけど、そこまでの雰囲気ではないのかな……?

そういう入り方だったので、失踪したエミリーがより不気味に感じる。アナ・ケンドリックが演じるステファニーが急に事件に巻き込まれた感じを、観ていても身近に味わえる。

あれ、いつの間にか事件に巻き込まれた……? しかも、ちょっと話が大きくなっていってる……? という、不思議な、というか、気持ち悪い雰囲気。ステファニーもだんだん気持ち悪くなっていったんだろうな。これ、どういうことか調べなきゃ気持ち悪い! と。

でも、決して重い雰囲気でストーリーは進んでいかない。このあたり、アナ・ケンドリックが演じているからこそ、ああいう独特な雰囲気で進めることができたのかもしれない。不思議なストーリーだった。でも、確かに、失踪した友人を探していたという、この作品を観たという記憶は残っている。