109シネマズ名古屋で「スーサイド・スクワッド」を観る。悪が悪に立ち向かうが、悪は別のところにあったようだ。

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映画『スーサイド・スクワッド』オフィシャルサイト

世界崩壊の危機が到来。政府は、最強のスナイパーであるデッドショット(ウィル・スミス)や、ジョーカー(ジャレッド・レトー)に夢中のハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)ら、服役中の悪党たちによる特殊部隊“スーサイド・スクワッド”を結成する。命令に背いた者、任務に失敗した者には、自爆装置が作動するという状況で、寄せ集めの悪党たちが戦いに挑む。

引用元:映画『スーサイド・スクワッド』 – シネマトゥデイ

悪は別の所にあるのか?

悪いやつだけど、悪くない。そんなことを印象づけるようなデッドショットの登場。悪党を「正義」に見せるためには、こういうことをしなくてはいかないのか。

でも、物語としては「倒すべきもの」を設定しなければならない。それがどこになるのか。最後まで観ていくと…おおぅ、そこかぁ。それが、今後「倒すべきもの」になっていくのかなあ。

悪にも正義があり、正義にも悪がある…そんな複雑なことを思いました。タイムボカンシリーズで善悪がはっきりしている作品を観ていたボクは、やっぱり違和感がある。

エゴがむき出しの登場人物たち。ひとつに向かっていくのは、たまたま目的が同じだったから。そういう「ユニット的」な動き方のほうが、組織がみんな同じほうを向いているよりも健全な気がしてしまうのは、なぜだろう。

ハーレイ・クインがこの先、どうなる?

そして、ハーレイ・クインの存在感。彼女が今後、このシリーズの展開を引っ張っていくことは間違いない。みんな悪人で自分勝手に動くこともあると考えると、この先思いもよらない展開になることもありそうだ。

サッカー選手に例えたら、こんなタイプ

能力を発揮させるには、指揮官の腕が必要。ハマったらこんなに力強い味方はない。タイプとしては守備的な選手。