ラジオスタジオの座席問題。これには暗黙の了解があるのだろうか。

きょうの生放送では、週替りのパートナー、市民パーソナリティーの栗野次実さんと席を交替した。いつも窓側に座っているが、その左隣の席に移ることに。

いつも座っている席ではないと違和感があるのは、ラジオでなくても同じ。今、いつも座っている場所でこれを読んでいるのなら、たった50センチずれて座ってみれば、この感じは分かる。

漫才師は立ち位置が決まっていて、これを入れ替えると違和感があるそうだ。立ち位置を替えて漫才してください、というのは軽い罰ゲームになるのだろうか、漫才師にとって。

ラジオでも同じようなことが言えて、座った位置を替えただけで進行に影響が……ボクの場合は出ない。そんなに緻密なことをやっているわけではないし。

ただ、いつも置いているものをどう配置するかは迷った。栗野さんと向き合うようにすると左右が逆になる。カフボックスは操作に慣れてる右手で扱うと、栗野さんを右腕でブロックするような体制になる。「あれ、急にオリデさん、冷たくなった。拒否されてる……?」と思われないだろうか。考えすぎだ。

ちなみに、いつも生放送をしているスタジオは半円のテーブル。公開放送を意識してのデザイン。なので、向かい合わせではなく、ほぼ横に並ぶ形になる。

きょう座っている位置からだと、スタジオの外のプレゼンホールは、こんなふうに見える。

メディアスエフエムAスタジオの中から

ラジオのスタジオの上座、なんて聞いたことがないけれど、たぶん、メインパーソナリティーが、スタジオの入り口から見て奥に座り、サブのパーソナリティーやアシスタントがその向かいに座るのだろう。

あと、何か緊急のニュースが入ってきてスタジオでアナウンサーが読むことになった時に、入り口に近い席を空けておけばすぐに座れる、ということもあるかもしれない。

なんとなく、そんな気持ちでやってきた。なんとなく続けてきている22年。