トリビアの泉で沐浴

テレビ番組「トリビアの泉」で放送されたものに、思ったことを書いていきます

トリビアNo.258~265 トリビアの種No.017

      2013/08/23

No.265 楽譜には「ウンポーコ」という記号がある(番組評価 59/100へえ)

語感を楽しんでください。イタリア語の「ウンポーコ(unpoco)」は音楽用語でも非常に珍しいものです。「ウン(un)」は「1つの」「ポーコ(poco)」は「少しの」という意味で合わせて「やや少し」という意味を表します。ウンポーコ単独では使われることはなく、「アンダンテ・ウンポーコ(ややゆっくり歩くような速さで)」「ウンポーコ・ピュ・アダージョ(ややゆっくり)」「ウンポーコ・ソステヌート(たっぷり丁寧に)」「ウンポーコ・アニマート(やや少し速く)」なんてふうに使います。省略して「ウンポ」とも使うそうです。最初はアンダンテ・ウンポーコ、そこからウンポーコ・アダージョ、ウンポーコ・アダージョからウンポーコ・ソステヌートへ。以上、トイレに入ったときの指揮。…あくまでも語感を楽しんでください。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

トリビアの泉で沐浴 インデックスへもどる

No.264 自衛隊は大砲を楽器として使うこともある(番組評価 71/100へえ)

というよりも、大砲を使った曲があるんです。チャイコフスキー作曲「序曲1812 作品49 変ホ長調」で、この「1812年」という曲はチャイコフスキーがトルストイの小説「戦争と平和」をモチーフにロシア軍がフランス軍と攻防する様子を描いたものです。実際に演奏する際も楽器として大砲を使用するようになっている曲で、自衛隊の音楽隊は戦争と平和をテーマとして大砲を使用した訓練成果を遺憾なく発揮できると判断し、演奏しています。2003年10月5日の陸上自衛隊東部方面隊観閲式でも演奏されました。射撃の迫力はものすごいので、現場では「耳をふさぐ」「口を開ける」などして鼓膜を破らないようにしてください。ドラマの爆発シーンもそのために口を開けてるんですね。あれは爆発にびっくりしてる演技をしてるわけじゃなくて。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

トリビアの泉で沐浴 インデックスへもどる

No.263 ヒジがジーンとするあの場所の名前は「ファニーボーン」(番組評価 64/100へえ)

島木譲二?それは「…ボーン」。ま、各自「…」の部分を入れてもらうということで。ヒジのある部分に物をぶつけるとジーンとシビれるところありますね?そこのことです。具体的な場所は、ヒジを折り曲げるとできるシワの線の延長線上にある小さな骨の出っ張りの頂点です。普通神経は体の深いところを通っていますが、「ファニーボーン」の部分だけは浅いところを通っているため刺激が伝わりやすく、ぶつけると神経が圧迫されてシビれるというわけです。この部分の医学的な呼び名は「上腕骨内上顆(じょうわんこつないじょうか)」。上腕骨は英語で「humerus(ヒューメラス)」と言い、「おかしな」という意味の「humorus(ユーモラス)」と同じ発音をします。そこから類義語の「funny(ファニー)」に変わり、物をぶつけるとジーンとシビれる「ファニーボーン(おかしな骨)」と呼ぶようになりました。ファニーボーンを長時間刺激し続けても命に別状はありませんが、しばらくシビれが取れなくなるのであくまで確認する程度にしてください。

折出の評価 ★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

トリビアの泉で沐浴 インデックスへもどる

No.262 ベルリンの壁は1人の男の勘違いで崩壊した(番組評価 83/100へえ)

最初これ聞いたときのインパクトはあったんだけど、いきさつを追ってるうちにどっかで聞いた記憶がよみがえってきて、結局こんな評価になりました。ベルリンの壁は1961年、当時の西ベルリンと東ベルリンを隔てるために建てられた壁です。壁ができて28年後の1989年11月9日、東ドイツ政府は国民が西ドイツへ簡単に旅行できる法律を制定しました。しかしこの法律を発表すると西ベルリンへの旅行希望者がベルリンの壁へ殺到し、混乱を招くことが予測できたので、警備体制を整えるために翌日の午前4時に国民に発表することを決めていました。ところが、当時東ドイツ政府報道官のシャボウスキーさんは法律制定直後に発表すると勘違いをしてしまいました!発表されたのは予定より9時間早い、制定された当日の午後7時。その様子はテレビでも生放送され、放送を見た東ドイツ国民はベルリンの壁に続々と集結し、興奮した国民がベルリンの壁を壊し始め、その模様は直ちに全世界に放送されました。その結果東ドイツは西ドイツに思いもしていなかった「ドイツ統合」を依頼し、1990年10月3日、ドイツ統合という歴史的瞬間が訪れたんです。そして冷戦構造が崩壊し、インターネットが解放され、こんなコンテンツが生まれました。シャボウスキーさんに感謝。

折出の評価 ★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

トリビアの泉で沐浴 インデックスへもどる

No.261 腕相撲には決まり手が四十八手ある(番組評価 86/100へえ)

まず、腕相撲とアームレスリングの違いから。アームレスリングは肘を動かすとファールになりますが、腕相撲は台から離さなければ肘を自由に動かせます。また、アームレスリングは相手の手の甲を台につければ勝ちで、腕相撲は肘から上全部を台につければ勝ちとなります。この腕相撲、決まり手は日本腕相撲協会が正式に認定している技でもともとは40手でしたが,最近8手を加えて48手になりました。インターネットでも調べることはできますが、一応その48手を別のページに掲載しておきます。この48手のうち「指攻めひきつぶし」は親指と人差し指で相手の親指の根元を強く絞めながら引き崩す技です。また「神田地獄」は日本腕相撲協会の元会長神田義久(かんだ・よしひさ)さんがよく使っていた技で、この技からは誰も逃げ出すことができなかったことから会員たちがこの技を恐れ「神田地獄」と名付けられました。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆

トリビアの泉で沐浴 インデックスへもどる

No.260 福沢諭吉の一万円札は3種類ある(番組評価 65/100へえ)

このトリビア、放送されるおよそ半年前にラジオでしゃべったことあるのに…。しかも、投稿した人は東海地方の人じゃなかった…。ネタを投稿しとけば、というより、誰か投稿しとけよ、東海地方の人、って思って、ガックリ。ま、ボクがそんなことしてるなんて知らない人の方が多いからね。しょうがないか。さて、その3種類とは、国立印刷局製造の一万円札、財務省印刷局製造の一万円札、大蔵省印刷局製造の一万円札です。肖像画の面の下部に書いてあります。これはもともとの製造元は大蔵省だったが、平成13年(2001年)に財務省に変わり、平成15年(2003年)には国立印刷局に変わったからです。国立印刷局の一万円札は現在3種類の中で一番流通数が少ないんですが、かといって希少価値があるわけではなく、貨幣の価値は変わらず全て一万円です。ちなみに、五千円札も千円札もこの3種類がありますよ。

折出の評価 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

トリビアの泉で沐浴 インデックスへもどる

No.259 西郷さんの名前は「隆盛」ではなく「隆永」(番組評価 71/100へえ)

西郷隆盛は文政10年(1827年)薩摩藩の下級武士の家に生まれ、その後薩摩藩の代表となり江戸幕府を倒した中心人物の一人で有名ですね。実は西郷は普段「吉之助(きちのすけ)」という名前を使っていたんです。ところが貴族だった岩倉具視にあてた直筆の手紙には「隆永」とサインが残っています。政府の高官や貴族宛の手紙には本当の名前を書かなければならなかったためです。では、吉之助でも隆永でもない「隆盛」がどうしてついたんでしょうか。明治2年(1869年)8月、明治政府樹立に貢献した西郷隆盛は明治天皇から名誉ある「正三位(しょうさんみ)」の位を授かります。明治政府は書類にその名を記すため西郷の本名を大至急知る必要がありました。しかしその時西郷は函館戦争を終え船で鹿児島へ戻る途中で連絡がつかず、明治政府は西郷の友人吉井友実(よしい・ともざね)に西郷の本名を聞きに行きました。しかし吉井は西郷を通称名の「吉之助」と呼んでいたため本名を思い出せず、困った吉井は思い出した「隆盛」という名前を伝え、明治政府は「西郷隆盛」で書類を作成しました。実はこの「隆盛」というのは西郷の父親の名前です。その後西郷はこの事実を知っても特に異論を唱えず、父親である隆盛の名前を使ったんですね。名前よりも人物がすばらしければそれでいいじゃない、ねえ。ボクなんか絶対「折出」なんて初対面の人には伝わんないからね。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★☆☆

トリビアの泉で沐浴 インデックスへもどる

No.258 カラオケボックスで「般若心経」が歌える(番組評価 90/100へえ)

歌える、というか、読むことができるんだ!これはタイトーの通信カラオケに入っています。それでボクはお目にかかったことなかったんですね。よく行っていた安いカラオケボックスにはなかったんで、ものすごく新鮮!当然知ってる人は知ってるんだろうけど、いーの!ボクは知らなかったんだから、この評価で!さて、「般若心経」は浄土真宗と日蓮宗以外の仏教で読まれるお経で、正式には「摩訶般若波羅蜜多心経(まかはんにゃはらみったしんぎょう)」と言い、わずか266文字の短い経文のために広く親しまれ法事などでは一番よく読まれるお経です。あの世での心構え、あの世で暮らす知恵を伝えるため読むお経。あの世のガイドブックとおばあちゃんの知恵袋が一緒になったものでしょうか。もともと家庭で活用してもらおうと家庭用カラオケに「般若心経」を入れたのが始まりで、通信用カラオケには「面白いかな」という理由で平成7年(1995年)8月から配信が始まりました。ちなみに選曲コードは 802-18 です。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

トリビアの泉で沐浴 インデックスへもどる

トリビアの種No.017 大相撲で投げられる座布団はおよそ19m85cm飛ぶ(番組評価 八分咲き)

相撲見てると、横綱が平幕に負けるような大番狂わせが起こったとき、観客が土俵に向かって座布団を投げることがありますよね。そのマス席に置かれている座布団は縦60cm、横54cm、重さは1kgあります。この座布団を回転させながら投げることで空気の抵抗が少なくなって遠くに飛ぶだろう、ということで白羽の矢が立ったのが2003年世界陸上の男子円盤投げで69m69cmの記録で優勝したリトアニアのヴィルギリウス・アレクナ選手。この人に座布団を投げてもらいました。競技が行われた場所はウクライナのダリウス&ギリアヌス競技場。ウクライナまで行きました!重さ2kgの円盤では67m58cmという記録。半分の重さの座布団ならばもっと遠くに飛ぶだろうと期待されましたが、記録は19m85cm…。大きいから風の抵抗を受けたというのが本人の弁。ちなみに品評会会長のタモリ投てきは16m80cm。うまく投げれば記録更新なるんじゃないの?なお、両国国技館では座布団を投げることは禁止されていますよ。

トリビアの泉で沐浴 インデックスへもどる

 - トリビアNo.207-308