トリビアの泉で沐浴

テレビ番組「トリビアの泉」で放送されたものに、思ったことを書いていきます

トリビアNo.282~288 トリビアの種No.020

      2013/08/23

No.288 「アルプスの少女ハイジ」が和訳された時「ハイジ」は「楓(かえで)」だった(番組評価 69/100へえ)

アルプスの少女ハイジは両親を亡くしアルプスの山の上でおじいさんと暮らすことになった無邪気で明るい主人公ハイジを描いた物語です。昭和49年(1974年)の1月から12月までフジテレビ系列でアニメ化もされました。クララが立ちます。感動の場面です。アニメ名場面集ではよく放送されますね。その「アルプスの少女ハイジ」が大正14年(1925年)に山本憲美(やまもと・のりよし)によって翻訳されたときの作品名が「楓物語」と言います。なぜこのような名前にされたのか詳細は分かりません。ハイジの名前が楓に変わっています。ほかにも、アルムおじいさんは「爺(おやじ)」、ペーターは「辨太(べんた)」、クララは「久良子(くらこ)」、ロッテンマイヤーさんは「古井(ふるい)さん」に変わっています。さらに、クララのお父さんであるゼーゼマンの和名は「本間」になってます。だから、クララのフルネームは「本間久良子」ということになりますね。久良子が立った、久良子が立った!本間久良子が立ったーっ!

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆

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No.287 プロ野球で入団するはずの助っ人外国人が全く別人だった事がある(番組評価 68/100へえ)

ありましたありました、そんなこと!昭和43年(1968年)東京オリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)は前年の打撃不信を解消すべく、ヤンキースからロペスという名前の現役大リーガーを獲得しました。しかしその選手は右投げ右打ちのはずなのに、なぜか左投げ左打ちだったんです。その時「ヘクター・ロペス」と契約したつもりだったのに「アルト・ロペス」という全くの別人だったことが分かりました。アルト・ロペス選手は大リーグでも二軍そこそこの選手なんですが、心が広いといいますかなんと言いますか、オリオンズは「ダメだったら帰せばいい」とその選手を採用しました。ところがその選手が大活躍。1年目の開幕戦、東映フライヤーズ(現日本ハムファイターズ)戦で決勝打となる三塁打を打ち、その年のオールスターゲーム第1戦ではオールスター史上初の先頭打者初球本塁打を記録する大活躍。また、昭和45年(1970年)には打率3割1分3厘、本塁打21本の成績でオリオンズ10年ぶりとなるリーグ優勝に大きく貢献しました。日本の野球に水が合うとはまさにこのこと。その後昭和47年(1972年)にロペス選手はヤクルトにトレードとなるんですが、当時の大沢監督に日本語で「ハートが冷たいよ」と言ったそうです。

折出の評価 ★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.286 18782(いやなやつ)+18782(いやなやつ)=37564(みなごろし)になる(番組評価 71/100へえ)

そうなります。なるんです。…これ以上書きようがありません。でも、素晴らしい着眼点!こういうの大好きです。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★☆

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No.285 「カモシカのような足」のカモシカの足は太い(番組評価 39/100へえ)

ダウンタウンの松本人志が「カモシカのような足はおかしい。カモシカの足のような足だ」と言ってたことがありましたが、その疑問もここで解決。実はカモシカは膝のように見えるところから上の部分が足、膝より下の部分が足の甲になるんです。だから足が細いことの例えとして「カモシカのような足」と言ったら、それは足が太いことになってしまうんです!ではなんでそんなことになってしまったのでしょう。それは、元々インパラやトムソンガゼルのような足の細いウシ科の動物をイメージして「羚羊(れいよう)のような足」と言っていたんです。ところがいつの間にか字を読み違えて「羚羊(かもしか)のような足」という言い方が広まって定着してしまいました。「れいようの様な足」だと、足の細い動物の総称なんで意味は通じますね。ちなみにカモシカの正式名称は「ニホンカモシカ」で偶蹄目ウシ科に属するウシの仲間。中国地方を除く本州・四国・九州に生息する日本固有の種で特別天然記念物です。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★☆

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No.284 宇宙までの距離は東京~熱海間とほぼ同じ(番組評価 79/100へえ)

宇宙というのは地球から100km以上の高さのことを言います。空気抵抗がほぼ無視できる真空の状態」であることから国際航空連盟が定義しているんですが、3次元の世界を2次元にしたところでこのトリビアの勝利!東京駅を基点にすると、100km地点は静岡県熱海市泉付近になります。ちなみにこの宇宙の旅、東京駅から富士山の高さ(3776m)の地点は東京タワー近くの港区・飯倉交差点付近。エベレストの高さ(8848m)の地点は五反田駅付近で、成層圏突破(50km)地点は神奈川県藤沢市の清掃センター付近です。成層圏を清掃センター付近で突破してます。タクシーだと所要時間は約3時間、タクシー料金は3万1380円。想像力をフルに発揮すればお手軽にできる宇宙の旅です。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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No.283 パリ・シャンゼリゼ通りのカフェではカニかまが食べられている(番組評価 84/100へえ)

カニかまは1985年頃から日本からの輸入食品としてフランスのスーパーに並び始めましたが、当初は人気がありませんでした。しかしフランスで寿司ブームがおこり、カニかまは自宅で食べられる寿司ネタとして一気にフランス人の食卓に浸透しました。さらにカニかまの高タンパク低カロリーなところが健康ブームに乗り爆発的にヒットしています。そして、とうとうカニかまのフランス語名である「スリミ(surimi)」がフランス語の辞書にも載るようになりました。そのスリミ(surimi)の売上高は、2002年度の調べでは海産食品惣菜部門でスモークサーモンを抜いてトップで、消費量はスモークサーモンの約2万トンに対してほぼ2倍の約3万9500トンです。シャンゼリゼ通りのカフェではカニかまがサラダに乗せられて食べられています。

折出の評価 ★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.282 大日本帝国憲法は盗まれたことがある(番組評価 75/100へえ)

まずはご承知でしょうが、大日本帝国憲法の歴史から。大日本帝国憲法は当時の内閣総理大臣の伊藤博文をはじめ伊東巳代治(いとう・みよじ)・金子堅太郎・井上毅(いのうえ・こわし)らにより憲法草案が作られ明治23年(1890年)11月29日に施行された天皇主権の憲法で、昭和21年(1946年)日本国憲法に変わるまで使用されました。盗まれたことは金子堅太郎が書いた「憲法制定と欧米人の評論」にあります。明治20年(1887年)横浜市金沢区須崎にあった旅館「東屋(あずまや)」で憲法の文案を書いていた伊藤らは、完成か近いことに気を良くして宴会を開きました。ところがそのまま寝てしまい、憲法の文案が入った鞄が何者かに盗まれてしまったんです。鞄には金品が入っていなかったため、次の日に塩田で発見されました。大事な大事な文案も、泥棒にしてみればただの紙ですね。その後、憲法の草案は一般人が入れない密室で行われ2年後に完成しました。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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トリビアの種No.020 童話「ウサギとカメ」で2匹が競争した距離は280m33cm未満(番組評価 満開)

「ウサギとカメ」は足の速いウサギと遅いカメが競争し、ウサギが途中で寝てカメに負けるイソップ童話です。その中にはどのくらいの距離を競争したかなんてことは書かれていないので、ちょっとした数学をしてみましょう。

イソップは紀元前6世紀頃ギリシャで生まれたと言われています。このことから、ウサギはギリシャに唯一いるヤブノウサギ、カメは原作をもっとも忠実に書き記した1938年発行のイソップ童話の本の挿絵からフチゾリリクガメと判断しました。さあ、ここからデータ収集をしましょう。まず欲しいデータは、ヤブノウサギとフチゾリリクガメの走る速さですね。それぞれが10秒間走った距離は、ヤブノウサギが19m45cmなので、時速に直すと7.002km。フチゾリリクガメが80cmなので、時速は0.288kmです。ウサギはカメの約24倍速く走るということですね。次に、ウサギは競争中にどのくらい寝たのかというデータを出しましょう。ヤブノウサギを24時間監視して、寝た回数から1日の平均睡眠時間を出すと、平均睡眠時間は56分。このデータをもとに計算します。もしよかったら、このデータから計算してみてください。頭の体操ですね。

この問題を解決する糸口は、カメがウサギにギリギリで勝つ場合、つまりカメとウサギが走った距離がほぼ同じ距離を求めることです。そうすれば、カメがウサギに負けない最大の距離が分かりますね。その式は…。がんばって解いてみたい人、先に行かずに考えてみてください。

では、方程式を。こうなります。
【ウサギの時速】×【ウサギの走った時間】=【カメの時速】×(【ウサギの走った時間】+【ウサギの寝た時間】)

これに数字を当てはめて計算すると、ウサギが走った時間は0.0400357時間で、約2分24秒です。これにウサギの時速をかけると、2匹が同時にゴールした場合の距離が出ます。その距離は0.2803302km、280m33cmになります。つまり、この距離未満ならばカメが必ず勝つということです。

ここに来るまで長かったですねえ。ちなみにウサギは夜行性。昼間に競争を申し込んだカメの作戦勝ちですね。

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 - トリビアNo.207-308