トリビアの泉で沐浴

テレビ番組「トリビアの泉」で放送されたものに、思ったことを書いていきます

トリビアNo.289~296 トリビアの種No.021

      2013/08/23

No.296 のれんの竿を通す部分の名前は「乳」(番組評価 46/100へえ)

のれんに竿を通すあの部分は、規則正しく等間隔に並んでいますよね。それが犬のお乳のようなので「乳」と呼ばれるようになりました。のれんの発祥は奈良時代頃といわれていて、その頃は主に寒さをしのぐためや日よけのために使われていました。時代が下って室町時代頃になると商店の屋号や商標などの模様を描くのが一般的になり、江戸時代に入るとさらに文字を書き店を宣伝する手段として使用されるようになっていきます。このあたり、空いているところはなんでも広告スペースにしちゃおうという今の考えに似てますね。ところが、「乳」付きののれんは東日本のものが多く、西日本ののれんは竿を通すところが1本の筒状になっているものが多いんですが、こちらも「乳」付きののれんに習って「乳」と呼んでいます。乳に竿を通すんですね。ちょっと顔が赤くなる。ぽっ。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.295 シロアリはボールペンで引かれた線の上を歩く(番組評価 70/100へえ)

シロアリは昆虫綱シロアリ目の昆虫で約3億年前にゴキブリと共通の祖先から分かれたとされています。系統的にはゴキブリに近いものなんですね。シロアリは歩く際常に「道しるべフェロモン」を道に残していて、他のシロアリはその後を好んで歩いています。シロアリがボールペンで引かれた線の上を歩くのは、ボールペンの溶剤に含まれる「フェニルセロソルブ」という成分が「道しるべフェロモン」と構造的に似ているため、シロアリが間違えてインクの後をたどるからだと考えられています。さて、この実験をする際は紙が乾燥していると上手くいかないので、線を引いたら霧吹きなどで紙を湿らせてください。また、種類によってはこの実験に必要な「フェニルセロソルブ」という成分を使用していないボールペンもあります。さらに、ここ大事!実験の最中にシロアリが一匹でも逃げると後々大変な被害になる可能性があるので十分に気をつけてください。シロアリは湿気が多く風通しの悪い場所に生息し、木材を栄養源にして建築物などに被害を及ぼす昆虫です。後々、家ボロボロになったりして!

折出の評価 ★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.294 水野晴郎がプロデュースした「世界のパトカー」というレコードがある(番組評価 74/100へえ)

この「世界のパトカー」は昭和56年(1981年)1月に日本コロンビアより発売され、世界11の警察のパトカーのサイレン音が収録されています。当時の値段は2800円で現在は市販されていません。水野氏が世界中の警察官を体験した時に「もっと警察を知ってもらいたい、治安保全の重要性を強調したい」という思いから、水野氏が実際に音をとって録音してそれを編集して出したものです。水野氏はこのレコードの制作中、銀行強盗の現場に駆けつけたり、ハイウェイで暴走車を追跡したり、ある学校の傷害事件に駆けつけたりし、そのいずれもで死を覚悟したそうです。

折出の評価 ★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.293 チャップリンのマネージャーは日本人(番組評価 76/100へえ)

その人の名前は高野虎市(こうの・とらいち)さん。大正5年(1916年)から昭和9年(1934年)までの18年間チャップリンのマネージャーを勤めていました。チャップリンの映画「冒険」(1917年作品)に運転手役として出演もしています。運転手を募集した際、ステッキを日本の会社に作ってもらっていたほどの日本びいきだったチャップリンは当時留学生だった高野さんが日本人ということだけで採用を決定しました。仕事の真面目振りを気に入ったチャップリンは高野さんに子供のお守り・スケジュール管理など身の回りの世話まで任せていきます。昭和7年(1932年)には、五・一五事件の当日に暗殺された犬養毅首相と会食の約束をしていましたが、高野さんが当日会食をキャンセルし歌舞伎鑑賞に連れて行ったおかげで事件には遭遇せずに済んだというエピソードもあります。しかし1934年(昭和9年)のある日、チャップリンの妻ポーレットの浪費を高野さんが注意したところ、それに腹を立てたポーレットはチャップリンにそのことを告げ口し、高野さんは解雇されてしまいました。その後高野さんが日本で亡くなったことを知ったチャップリンは、1972年のアカデミー賞特別賞を受賞した際に高野さんをしのんで号泣しながら「JAPAN 天ぷら 歌舞伎 京都 日本を忘れない」と叫びました。日本の思い出がめぐったんでしょうね。「天ぷら」と言ったのは、銀座にある「花長(はなちょう)」で海老の天ぷらばかり36本食べた事があるほどの天ぷら好きで、そのことも思い出したんでしょうか。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆

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No.292 中国では赤ちゃんがオムツをはく代わりに股間だけ切られたズボンもはく(番組評価 67/100へえ)

布のオムツだと母親がオムツを洗う手間が掛かる。紙オムツだとお金が掛かる。手間をとらせずお金もかからない方法はないものかと考え出されたのが、この一石二鳥の股間が切られたズボン。丸出しの状態になるから道でも店でも家の中でもし放題(!)。このズボンは以前は中国全土で使っていましたが、現在では主に西北・西南地方でのみ使われています。市販されているわけではなく、全てお母さんの手作りです。寒い冬はズボンや綿の入った防寒タイプのズボンをはきますが、夏は特に何もはきません。夏は丸出し。でも、後で掃除する手間を考えたらトイレに行くことを教えたほうがいいんじゃないかと…。

折出の評価 ★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.291 比内鶏を食べると逮捕される(番組評価 55/100へえ)

普段食べているのは(ボクは食べていないけど)比内地鶏です。比内鶏は昭和17年(1942年)数の減少から天然記念物に指定されました。食べると文化財保護法違反になり、5年以下の懲役または20万円の罰金になります。比内鶏はキジ科の鳥で、秋田県大館地方のジドリとシャモとの交配によって作られたと言われています。名古屋コーチン、薩摩鶏とともに高級食材として有名な鶏です。比内地鶏はアメリカのロードアイランドレッドに比内鶏を掛け合わせた鶏で、およそ30年もの間比内鶏と世界中の鶏との交配実験を行い続けた結果、昭和53年(1978年)に「最も比内鶏の味に近いもの」として秋田県交配試験場で誕生しました。比内地鶏が天然記念物となる前に食べたことがある人によると「比内鶏はとにかく脂の味が他の味と違う。出てくる脂がとにかく細かい。それが一緒に入れてある食材にからまり絶妙な味になる」ということです。

折出の評価 ★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.290 「フランダースの犬」が初めて和訳された時主人公のネロは清パトラッシュは斑(ぶち)と訳された(番組評価 65/100へえ)

出ました!翻訳モノ!原作の「フランダースの犬」は明治5年(1872年)イギリスの女流作家ウィーダによって発表されました。画家を志す少年ネロと忠実な老犬パトラッシュとの心温まる友情の物語です。眠くなるネロはアニメで有名ですね(感動の場面をこんな書き方したらだいなしであることは重々承知)。その「フランダースの犬」が明治42年(1909年)に牧師であり翻訳家でもあった日高柿軒(ひだか・しけん)によって初めて訳された時、ネロは清(きよし)、パトラッシュは斑(ぶち)と訳されました。その和訳された「フランダースの犬」では、清は「フランスとベルギーの境にある田舎町アーデンスの生まれ」、斑は「ベルギーの片田舎フランダース州の生まれ」とあり、舞台設定はベルギー・フランダース地方のままになっています。移住したんでしょうかね。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.289 第二次世界大戦中アメリカ軍には富士山をペンキで赤く塗りつぶす作戦があった(番組評価 65/100へえ)

CIA(アメリカ中央情報局)の前身であったOSS(戦略情報局)内には第二次世界大戦当時「神経戦部」という部署があり、日本人の士気を落とす作戦が考えられていました。平たく言っちゃえば、何をしたら日本人が「へこむか」を考えてたんですね。そこで考えられたのがこの作戦。日本人がこよなく愛している青い富士山を赤くしてしまえば日本人の士気が下がるだろう、平たく言っちゃえば「へこむだろう」という提言が優れた作戦と認められ、実行に向けて話が進みました。ところが、作戦実行のために費やすペンキの量と飛行機での運搬費などが出たとたんに現実性がないので即却下されました。富士山の表面を覆うには表面積から考えてペンキが約12万トン、更にそれを運ぶB29が約3万機必要となります。距離にしても、B29の基地があるマリアナ諸島と日本とは約2500kmあったため、1機あたりのガソリン代が約200万円かかります。3万機分で計算するとガソリン代のみで約600億円かかることになっちゃいます。600億かけて日本人をへこませるなら、もっと効率のいい方法考えますわね。ところが、日本には「赤富士」というものもあることを知らなかったようですね。もしこの作戦を実行していたら逆に士気が上がったかもしれませんねえ。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆

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トリビアの種No.021 剣道とフェンシング対決したら勝つのはフェンシング(番組評価 五分咲き)

剣道は武士のたしなみとして武士の間に広く普及した剣術が発達した日本の武道です。対するフェンシングは騎士が「身を守る」「名誉を守る」事を目的としたヨーロッパの剣技。両者とも一対一で剣を使用し切るか突くなど共通点の多い競技ですが、果たして対決したらどっちが勝つんでしょうか。この「剣道対フェンシング」を実現するために選ばれたのは、剣道代表は第36回全日本剣道選手権大会チャンピオンの林朗さん、フェンシング代表はフェンシング日本代表選手山本幸治さんです。似たスポーツとはいえルールが違うので、統一ルールを作成しました。攻撃の有効面は面・突き、胴、小手。剣道の防具はアクリル製の強化メッシュで特殊加工をし、フェンシングの剣先を通さないお面で、フェンシングの防具は喉・胴体・手首に打撃を和らげるウレタン製の特製防具を使用します。時間無制限一本勝負で、勝敗の判定は剣道は一本が決まったら審判が赤旗を上げ、フェンシングは電子審判器の緑ランプが点灯します。こんなルールで行われた場所はさいたまスーパーアリーナ。結果は、フェンシングは相手の胴、剣道は相手の面を捉え、両者ほぼ同時に一本の判定。しかし、フェンシングの剣がしなり、一瞬早く胴に入りました。剣道がしなりの部分を考えていたら、ひょっとして…。いい勝負でした。

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 - トリビアNo.207-308