トリビアの泉で沐浴

テレビ番組「トリビアの泉」で放送されたものに、思ったことを書いていきます

トリビアNo.369~376 トリビアの種No.033

      2013/08/23

No.376 ゴジラは空を飛べる(番組評価 65/100へえ)

別に「松井秀喜の顔が描かれた航空機が飛ぶ!」っていうニュースじゃありません。ニックネームではなく、怪獣のゴジラ。ゴジラは昭和46年(1971年)に公開された「ゴジラ対へドラ」という作品で、放射熱線を噴射して後ろ向きに空を飛んでいます。その様子はまるでタツノオトシゴのようです。ゴジラが空を飛ぶのはゴジラ映画の特撮監督の中野昭慶さんが考案しました。今までのゴジラがやってない事をやりたかったということでゴジラが空を飛んだんですが、一部のファンからは「重量感があり荘厳なゴジラが軽々と飛ぶなんて何事だ」とクレームが殺到しました。その一方で子供達からは好評で、ゴジラが空を飛ぶのは賛否両論ありました。さらにニューヨークタイムズが世界映画ワースト10を発表した際に、この映画はランク入りしています。

折出の評価 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.375 大相撲で1日おきに勝ちと負けを交互に繰り返すことを「ぬけぬけ」と言う(番組評価 57/100へえ)

「貴様ぁ、よくもそんなことをぬけぬけと…」という「ぬけぬけ」とは違うようですね。財団法人日本相撲協会が監修している相撲大辞典の「ぬけぬけ」の項には「ぬけぬけ【抜け抜け】一人の力士が一日おきに勝ちと負けを繰り返すこと。星取表には白星と黒星が一日おきに並ぶ。」と書かれています。一場所通して「ぬけぬけ」を達成した力士は現在までに関取で3人いて、最近では昭和63年5月場所で十両の花ノ藤が「ぬけぬけ」を達成しました。花ノ藤関は「10日目くらいから意識して、稽古をしなくなった。なぜなら稽古しても『ぬけぬけ』のリズムが黒星の日なら負けるし、白星の日なら朝まで飲んでいても勝っていたから」と言っていまして、稽古しても無駄さ、どうせ次の日は勝つんだし、と思わせるなんて、恐るべし「ぬけぬけ」のパワー。初日白星で「ぬけぬけ」なら、オセロゲームのシステムを導入すれば全勝。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆

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No.374 銀行員は業務中に「ダイテ」と言う(番組評価 87/100へえ)

「ダイテください」とか「ダイテ回してください」というように使われます。この「ダイテ」は「代金取立て手形」の略語です。代金取立て手形とは、銀行が取引先の依頼によって現金取立てをする手形のことで、「ダイテください」は「代金取立て手形を取ってください」「ダイテ回してください」は「代金取立て手形を回してください」という意味になります。どうやらこのネタで「今晩は困るなあ」とか「俺ってモテるなあ」とかいう上司がいる、というのをどっかの雑誌で見たような見ないような…。他にも、約束手形は「ヤクテ」または「ヤッテ」と呼ばれ、為替手形は「タメテ」と呼ばれています。「係長、ダイテ・ヤッテ・タメテ回してくださ~い」なんて言われたら、わけわかんない。

折出の評価 ★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.373 電話の発明でベルに2時間差で負けた人がいる(番組評価 88/100へえ)

電話を発明したグラハム・ベル(1847~1922)はアメリカの物理学者で、発明したのは1876年のことです。当時はボストン大学に勤めていました。ベルに遅れて電話の特許申請を出したのはアメリカの電気学者、エリシャ・グレイ(1835~1901)。その差はたったの2時間。オールナイトニッポン1回分。サスペンスドラマなら事件発生から犯人が分かるまでの時間。時は1875年の秋、エリシャ・グレイは助手のマイクと電話の発明に没頭していました。研究費を捻出するため家賃も滞納していました。家賃を待ってもらうために「電話が完成すれば大金持ち」といつも言っていました。研究の甲斐あって、翌年の2月14日に電話が完成します。グレイは身なりを整え助手とともに特許局へ向かいましたが、同じ内容の申請書が2時間前にベルによって申請されていて、グレイの申請は却下されました。グレイは「ベルが電話の発明に取り組んでいた記録はない。アイデアを盗んだのではないか」と裁判を起こしたが敗訴します。しかし!グレイはその後FAXの原型となる機器を発明して特許を取得、それにより巨万の富を得ました。いやいや、人生どうなるか分かりません。もしグレイが身なりを整えていなかったらFAXの登場も遅れてたかもね。

折出の評価 ★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.372 三毛猫の99%はメス(番組評価 80/100へえ)

三毛猫はその名の通り白・黒・茶色の3色がそろっている猫のことです。三毛猫同士の子供も3色そろっていないと三毛猫とは言えません。三毛猫の毛の色が決まるのは親猫の色をどう受け継ぐかという遺伝によって決まります。さあ、ここからは理科の授業。遺伝のお勉強です。毛の色を「白」にする遺伝子は生まれながらメスとオス両方にあります。いわばメス・オスとも白いキャンバスを持っているということです。これに他の色が加わってくるんですが、この「色を決める遺伝子」を受け取る染色体Xがメスには2つあり、オスには1つしかありません。メスには色を出せるパレットが2つ、オスには1つと考えてください。メスの場合はこの染色体の色の遺伝子の組み合わせによって白黒の猫・白茶の猫・三毛猫の3通りの可能性があります。ここポイントです。パレットに黒だけ・茶だけ・黒と茶という3通りが考えられますね。オスの場合は染色体Xが1つしかないため白黒の猫が白茶の猫しか生まれません。パレットにはどうがんばっても黒あるいは茶しか出せません。ところが、1000匹に1匹の確率でこの染色体Xを2つ持つオスが生まれます。その場合はメスと同様にオスの三毛猫が生まれることがあります。

折出の評価 ★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.371 ニューヨーク近代美術館で47日間逆さに飾られていた絵がある(番組評価 87/100へえ)

その絵はフランス人のアンリ・マティス(1869~1954)が描いた「舟」です。上下がほぼ対称に描かれているので、上下をさかさまにして飾っていました。この事件は1961年10月18日から12月4日までニューヨーク近代美術館で開かれたアンリ・マティス展でのことです。おかしいと分かったのは12月3日の夕方で、発見したのはこの展覧会に3回目の入場をしたジェネベルブ・ハバートさん。カタログの絵と見比べて間違いに気づきました。この日まで展覧会にはのべ11万6000人もの人が訪れていましたが、誰一人として気がつきませんでした。逆さまだと分かった日は展覧会最終日前日の夕方だったため、この絵が正しく飾られたのは48日間の期間中のたった1日だけでした。むう、どことなく「天才バカボン」のような面白さがあると感じるのはボクだけか?

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.370 台湾には泣く事を職業にしている人々がいる(番組評価 79/100へえ)

台湾にはお葬式で泣く事を職業にしている「泣き女」という人たちがいます。台湾ではお葬式が派手な方が親孝行であり死者への供養だと言われ、死者の魂が子孫を守ってくれると信じられています。「泣き女」は家族の悲しみを表すパフォーマーで、親族のかわりにマイクを持って泣き、葬儀を盛り上げるために欠かせない人たちです。また、台湾ではお葬式で泣かないことは親不孝と考えられていますが、風水によって葬式の日が決まるために亡くなって一ヶ月後にお葬式を行う場合もあります。その場合家族は涙が出ないため「泣き女」を雇って泣いてもらいます。もちろん彼女たちは泣くことのプロフェッショナル。本番前は談笑したりリラックスしたりしています。…。ボク、女の涙には十分気をつけます…。

折出の評価 ★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.369 伊賀忍者の頭領服部半蔵は部下の忍者部隊にストライキを起こされたとことがある(番組評価 84/100へえ)

とは言っても、これは二代目の服部半蔵の話です。徳川家康の家臣として活躍した父の死後、二代目を受け継いだ長男の服部半蔵正就(まさなり)は高名な名前を受け継ぎ、家康の姪にあたる松平定勝(さだかつ)の娘を嫁にもらって自意識過剰になっていました。調子に乗って部下である忍者の妻に手を出したりし、逆らう者の給金を差し押さえました。二代目半蔵の行動に我慢できなくなった部下の忍者は寺に立てこもり、幕府に半蔵の解任を要求しました。…すさまじいボンクラ息子だなあ。このことは徳川家の公式記録書「国史大系 徳川実紀」第一編に「二百人の同心どもおおいにいかり。…近所の寺院へ立こもる。」と書かれています。忍者200人とその家族合わせて1000人以上のストライキが2ヶ月間続きました。その結果半蔵は江戸幕府から謹慎処分(自宅待機)が下されます。話はここで終わりません。怒った半蔵はストライキの首謀者10名に死罪を要望し、それを決行しました。この時10名中2名が逃亡したんですが、それを知った半蔵は1人を捜し出して切り捨てました。しかし、殺した相手は全くの別人だったんです!この事を知った幕府は半蔵の職を取り上げました。話はまだまだ終わりません。その後、半蔵は名誉挽回をかけた戦いで戦死を装い、戦の最中に逃亡します。そして75歳まで何食わぬ顔で農民として生き抜きました。…すさまじいボンクラ息子もここまで来るとなんだかなあ…。

折出の評価 ★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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トリビアの種No.033 靴飛ばしの靴は南米NO.1ゴールキーパーが蹴ると36m10cm飛ぶ(番組評価 九分咲き)

スポーツ力学の見地では、斜め30度を意識して飛ばすのが理想です。遠くまで蹴るという動作のプロフェッショナルといえば、サッカーのゴールキーパー。ということで白羽の矢が立ったのは南米No.1ゴールキーパーのホセ・ルイス・チラベルト選手。たぐいまれなキック力を武器に2002年のワールドカップでも活躍、さらにフリーキックやPKも蹴る超攻撃的なゴールキーパーです。1995年・1997年に世界最優秀ゴールキーパー賞を受賞しました。行われた場所はアルゼンチンのヴェレスサルスフィルドスタジアム。チラベルト選手は27.5cm、300gの履きなれたスパイクを使用しました。サッカーボールを蹴ると70mを越えたので期待できますが、実際にやってみると10mも飛びません。チラベルト選手の「試合形式でないと集中できない」という申し立てでフィールドに選手を入れて試合形式にし、チラベルト選手にはゴールキックの要領で蹴ってもらいます。その記録が36m10cmでした。「靴を飛ばす」と「ボールを蹴る」は似てても違う能力なのね。

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 - トリビアNo.309-399