トリビアの泉で沐浴

テレビ番組「トリビアの泉」で放送されたものに、思ったことを書いていきます

トリビアNo.437~443 トリビアの種No.042

      2013/08/24

No.443 お寺の鐘に付いている突起の名前は「乳」(番組評価 71/100へえ)

室町時代の鍛冶職人は鐘(梵鐘といいます)の突起が見たとおり乳房に似ていることから遊び心で「乳」と言っていて、それが今に伝わったとされています。読み方は「ちち」「ち」「にゅう」とさまざまです。数については決まっていませんが、一般的なのは108個で、百八煩悩になぞらえて作られています。煩悩を乳に見立てたのは当時の鍛冶職人の遊び心ではないかと言われています。うん、乳は煩悩です。眠気覚ましに乳を思い浮かべる友人を知ってます。煩悩で眠気を退散させてます。

折出の評価 ★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.442 将棋には804枚の駒を使うものがある(番組評価 77/100へえ)

一般に将棋の駒は8種類で合計40枚の駒を使いますが、江戸時代に考案された大局将棋と呼ばれる将棋は36マス×36マスの将棋版を使って、209種類、合計804枚の駒を使います。王将や金将のほか、孔雀や力士、天狗などの駒があります。ルールでは一度取った駒は使えません。この大局将棋は江戸時代の将棋の宗家である大橋家から大阪の将棋博物館へ寄贈された古文書に記載されていて、通常の将棋をプロが指す場合は勝負がつくまでおよそ100手、時間にして1~2時間ぐらいと言われていますが、今回実際に対局したところ、試合時間は32時間41分、3805手で勝負がつきました。王手かけられて、いきなり王将持って逃げ出した奴がいましたが、それを飛車持って追いかけました。同じところをぐるぐる回って、千日手になりましたとさ。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆

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No.441 ミケランジェロの「最後の審判」に描かれている裸体は不謹慎だという理由で「ふんどし」が描き足された(番組評価 82/100へえ)

イタリア・ルネサンスの巨匠として知られる画家・彫刻家のミケランジェロ・ブオナローティ(1475~1564)が描いた「最後の審判」はイタリアのシスティーナ礼拝堂にあって、ミケランジェロが6年かけて完成させた宗教画の大作です。イエス・キリストを中心に、絵の上部に天国、下部に地獄が描かれています。このことはミケランジェロと親交のあった画家ヴァザーリが当時の芸術家たちの作品についてまとめた「レ・ヴィデ」に書かれています。そこには「法王パオロ4世はミケランジェロが製作した『最後の審判』を体の恥ずかしい部分を見せているという理由で下半身を薄い布で隠すように命じた」とあります。この絵はキリスト以外の35人の男性が全裸で描かれていました。当時の人々にとって神聖な礼拝堂の壁に大勢の裸体が描かれたこの絵は大変な衝撃を与え、取り壊す案まで出されました。さらに、大巨匠とはいえあまりにも自分の趣味や感情を出しすぎだという批判もありましたが、法王自ら依頼した作品を否定する行動をとる事は誰にもできず、ミケランジェロの死後ふんどしで股間を隠すことが決められました。この命令でミケランジェロの弟子ダニエレがふんどしを描いたんですが、そのためダニエレは人々から「ふんどし画家」という呼び名をつけられ後世まで知られることになりました。…「ふんどし刑事」って、ありましたっけ? ところで、全裸で描いたのはミケランジェロの趣味も関係していたと言われています。その証拠に天国の部分に男性同士でキスをしている絵が描かれています。

折出の評価 ★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.440 日本のモグラは富士山を境に二大勢力に分かれている(番組評価 89/100へえ)

このことは「Mammal Study」という哺乳類学会誌の1996年版に分布図となって書かれています。富士山より東がアズマモグラ、西がコウベモグラの生息地です。数十万年前の現在の日本列島にあたる地域にはサドモグラやミズラモグラが生息していました。その後氷河期に入り、現在の九州地方がユーラシア大陸とつながった時にアズマモグラが上陸し、サドモグラやミズラモグラを追い払い縄張りを広げていきました。遅れてコウベモグラが上陸し、体力に勝るコウベモグラはアズマモグラを北へと追いやり始めましたが、富士山麓の溶岩地帯や木曽川上流は土質が悪く、主食のミミズが少ないこともあって体の大きなコウベモグラは軟らかい土が広がるルートを探すのに苦戦している状態なんです。体が小さいアズマモグラはトンネルも縄張りも小さくて済み、労力を節約できるため、条件が悪い場所ならば体が小さいアズマモグラのほうが適応力があり生息できます。現在もコウベモグラはアズマモグラの縄張りを狙っている状態が続いています。長い、ながぁ~い抗争です。では、境界線であるところにトンネル掘ってしまえば、コウベモグラの完全制覇は達成されるんでしょうか。きっとその人はコウベモグラの世界で「我々を助けた神」として祀られると思うよ。

折出の評価 ★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.439 お墓のコンテストがある(番組評価 60/100へえ)

全国優良石材店の会は平成7年(1995年)から「ニューデザインお墓写真コンテスト」を始めました。お墓のイメージを暗く悲しいものから明るく楽しいものに変えようと、自分のお墓作りをテーマにどれだけ思い入れを込めて作られたお墓なのかに重点を置いて審査しています。コンテストという形にすることで、なくなった方と会話をしている感じになるということで評判はよいそうです。リビングチェアーとかバイクとか将棋版とかいろいろあって、どれも故人の遺志を反映したものとなってます。こういうことで死に対するイメージがいいものに変わったらいいですね。

折出の評価 ★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.438 エンピツを振った時ぐにゃぐにゃに見える現象の名前は「ラバー・ペンシル・イリュージョン」(番組評価 63/100へえ)

実験心理学の専門誌「パーセプション アンド サイコフィジクス」の中にポメランツ教授が1983年に発表した論文の中にあります。エンピツの1点を持って上下に振ると、場所によって動く早さが違い止まって見えるタイミングがずれてきます。この時、人間の目はエンピツが止まって見える部分だけをつないで見てしまうため、エンピツが曲がって見える錯覚が起きます。さあ、みんなもエンピツ持ってやってみましょう。「ラバ~、ペンシル、イリュ~ジョォ~ン…」と呪文唱えながら。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.437 千円札の夏目漱石は喪に服している写真で五千円札の新渡戸稲造は結婚式に参加した時の写真(番組評価 76/100へえ)

夏目漱石(1867~1916)は「坊ちゃん」「吾輩は猫である」などの作品で有名な日本を代表する文豪です。新渡戸稲造(1862~1933)は女子教育に率先して取り組んだ教育者で、国際連盟の医務局長も務めた人です。昭和59年11月からの新札発行に向けて、当時の大蔵省印刷局が新千円札と新五千円札の資料としてそれぞれの写真を記念館などから借りたものは、夏目漱石が明治45年(1912年)に明治天皇が亡くなった時に撮影された当時45歳の写真で、左腕に喪章をつけ黒いネクタイをしているものです。天皇を敬愛していた漱石は喪に服している自分を写真に収めるためわざわざ写真館に行き撮影しました。新渡戸稲造は大正6年(1917年)に養子縁組の息子である孝夫(よしお)とコトの結婚式の時に撮影された当時56歳のもので、白いネクタイをしています。稲造は首を右に傾ける癖があり、この写真でも傾いていましたが、紙幣にする際にまっすぐに修正されました。お札の肖像というのはその人のもっとも脂の乗り切った時の写真を使っているんです。「ホーム・アローン」のマコーレー・カルキンなら今のところ子供時代か…。

折出の評価 ★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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トリビアの種No.042 馬と鹿で馬鹿なのは馬(番組評価 九分咲き)

今回は動物行動学の世界的権威のマイケル・W・フォックス博士が考案したイヌのIQテストを参考に実験を行い、知能を測定しました。馬は日本古来の在来種である木曽馬、鹿も日本古来の在来種であるニホンジカを選びました。4つの箱の中からエサの入った箱を憶える記憶力テストでは鹿は失敗しましたが、馬は見事に成功しました。エサの動きを予想してエサが出てくる場所へ移動できるか試す予測力テストでは鹿が成功、馬が失敗。迷路のゴールにエサを置いて早くたどり着けるかを競う判断力テストでは鹿が52秒、馬はたどり着くことができませんでした。ただ、今回の実験の結果はあくまでもランダムに選んだ代表3頭同士の結果であって、訓練されているサラブレッドだと結果は変わる可能性があります。

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 - トリビアNo.400-504