トリビアの泉で沐浴

テレビ番組「トリビアの泉」で放送されたものに、思ったことを書いていきます

トリビアNo.473~480 トリビアの種No.047

      2013/08/24

No.480 石川啄木は女だと思って男にラブレターを書いたことがある(番組評価 60/100へえ)

石川啄木(1886~1912)のもとには短歌の添削の依頼が全国から来ていました。そんな中、明治41年(1908年)11月15日に平山良子(よしこ)と名乗る女性から短歌の指導をしてほしいという手紙が届きます。啄木はこの24歳の独身だという人に対して短歌を添削し、「写真を下さるということで、首を長くして待っています」という手紙を添えて返信しました。ちなみに啄木は当時すでに結婚しています。2週間後に良子から写真とともに手紙が届きます。啄木はその写真を机に飾り、「私はあなたをこの上なく美しい人だと思います」という手紙を送りました。その後何回も手紙を書いた啄木は、平山良子がどんな女性か知りたくなり短歌の添削仲間を使って探りを入れました。そしてあくる年の1月15日、平山良子は良太郎(りょうたろう)という男だということが分かりました。啄木、見事にやられました! ネット社会の今で例えるなら、ネカマです! 良太郎は地元の仲間たちと文学グループ「みひかり会」を結成していました。その会の中に啄木と文通して短歌の指導を受けている女性がいました。短歌が好きだった良太郎は自分も啄木の指導を受けたいと思い、親切にしてもらえるよう女性の名前を語って手紙を送ったんです。送った写真は祇園でナンバーワンの芸者さんで、平山が以前から文通していた相手でした。もちろん写真を送られた芸者は自分の写真が啄木に渡り、啄木が恋焦がれていたことは知るはずもありません。ばれてしまった良太郎は啄木に柚子練羊羹(ゆずねりようかん)と謝りの手紙を送りましたが、啄木はそれまで「平山良子様」と書いていた宛名を、「平山良子殿」と男性の呼称である「殿」と書くことで嫌みを表しました。まあ、啄木にしてみれば、怒っているというよりもやられたという感じだったんじゃないでしょうか。その後も啄木は「みひかり会」の会員の短歌を添削したり、さらには「みひかり会」の顧問にまでなったくらいですから。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆

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No.479 シャーペンの芯は電子レンジで加熱すると光る(番組評価 73/100へえ)

電子レンジにはマグネトロンという放電管があって、そこからマイクロ波が照射されます。シャーペンの芯は黒鉛でできていて、分子レベルでは炭素の原子が六角形をしたものを基本単位としています。この六角形が平面上に蜂の巣状に結合して1つの層をなしていて、これが何層にも連なって芯になっています。黒鉛にマイクロ波があたると、蜂の巣状の縦の結合に比べ層が重なる横の結合力が弱く、マイクロ波が入りやすくなって層と層の間でマイクロ波が振動して光を発生させます。この発光を「プラズマ発光」といって、雷もこの一種です。…さらっと書きましたが、分かりますう? うーん、例えば包丁でサクッとようかんを切る感じでしょうか。別にようかんでなくてもいいんですが、この場合、ようかんがシャーペンの芯で、包丁がマイクロ波ね。あと、電子レンジでのこういった実験は絶対にまねしないように。ホントに危ないです。「探偵! ナイトスクープ」の名作、爆発卵の実験もシャレにならないのでホントにまねしないように。

折出の評価 ★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.478 ミジンコには敵から身を守るためものすごく頭がとんがったものがいる(番組評価 89/100へえ)

ダフニア・ルンホルツァイというミジンコは従来のミジンコの比じゃありません。ものすごく頭がとんがってます。魔法使いの帽子並みに頭がとんがってます。危険を感じなくても最初から頭がとんがってます。このミジンコは元々東アフリカや東南オーストラリア、インドなどに多く生息するミジンコで、日本には生息していません。長いトゲを作ることで天敵に食べられにくくなり、逃げのびて繁殖する機会を増やすと考えられています。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆

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No.477 ミジンコは危険を感じると頭がとんがる(番組評価 80/100へえ)

ミジンコはプランクトンの一種で、0.5mm~3mmの微生物です。ミジンコは蚊の幼虫であるフサカ幼虫などの天敵が周辺に来ると匂いを察知して、身を守るために脱皮をして頭をとがらせます。とがらせる、いってもほんのちょっとです。「え? 鬼のツノですか?」というくらい。これは食べられにくくなるようにするためですが、危険を察知してから頭をとがらせるまでにおよそ24時間かかります。あくまでも食べられにくくなるようになるためで、食べられなくなるんじゃありません。頭がとんがっても、食べられるものは食べられます。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆

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No.476 「役不足」は誉め言葉(番組評価 20/100へえ)

「役不足」と言えば力量が足りないときに否定的なイメージで使われることが多い言葉ですが、広辞苑には「1.俳優などが、自分に割り当てられた役に対して不満を抱くこと。2.その人の力量に比べて、役目が軽すぎること。」とあるように、本来は誉め言葉です。謙遜したつもりで「役不足ではございますが」は間違いで「力不足ではございますが」が正しい使い方です。このトリビアには品評会の MEGUMI さんのみ満へえで、あとのタモリ、ビビる大木、ピーター、糸井重里の各氏は全くボタンを押すことはありませんでした。今まで品評会のメンバーの名前を挙げることはしなかったんですが、今回はちょっと特殊なんでね。ボク? どっかで読んでました。そりゃあ、言葉を生業にしてますから。

折出の評価 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.475 一青窈の「もらい泣き」の再生速度を遅くすると平井堅が歌っているように聞こえる(番組評価 93/100へえ)

「もらい泣き」の再生速度を80%にすると、見事に一青窈さんの歌声が平井堅さんに変わります。日本音響研究所の鈴木博士によると、ファルセットで歌っている部分に関して一青窈さんを80%に下げた音と本来の平井堅さんの歌声を比べると460ヘルツと全く同じ周波数でファルセットに入るという特徴があります。歌い方のテクニックや息継ぎのタイミングが非常に似ていて「ここまで似ているのは大変珍しく奇跡だ」と驚いたそうです。「もらい泣き」といえば、ボクがやってる without art の名ネタ「もらいなき」がありますが、権利上ネットで流せないのが惜しいところ。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★☆

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No.474 イッカクの角は歯(番組評価 88/100へえ)

イッカクは北極周辺に生息するクジラ目イッカク科のほ乳類です。これは海洋ほ乳類の専門書「鯨類鰭脚類(げいるいききゃくるい)」に記されています。オスに見られる特徴で、イッカクは全て上あごに2本の歯を持っていますが、オスの場合1歳頃から左側の上顎歯(じょうがくし。前歯)が左ねじに発達して皮膚を突き破って牙のように発達します。その長さは体長の3分の2以上に達します。さらに500頭に1頭の割合で右側の歯も発達した2本の牙を持つものもいます。イッカクの歯はオス同士が牙を剣のように交差させてメスを巡って争うために使われていると考えられています。イッカクは一夫多妻制で、最も長くて幅のある歯を持ったオスがより多くのメスとつがうことができます。歯でもなんでも、長いものはメスの気を引くことができるんですね…。ところで、イッカクはその姿を人間にめったに見せることはありませんが、昭和61年(1986年)6月に鳥羽水族館の学芸員が北極海でイッカクの撮影に成功しました。

折出の評価 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.473 札幌地下街のトイレの標識はマフラーを巻いている(番組評価 68/100へえ)

札幌都市開発公社の職員や商店街の代表者、さらに看板製造業者との打ち合わせの末にマフラーをまいた標識に決定しました。マフラーをまいた理由については北海道だからと言う程度で特に理由はありません。…こないだショッピングセンターのトイレに入ったけど、そこには手を洗う場所に前にしゃれたイスとテーブルがありました。おそらくそこに座ってくつろぐものだと思いますが、そういうのは女性用に多いと思ってたんで、一旦外に出て標識を再確認。間違いなかった。男性用にもこういうものが置かれるようになったのね。

折出の評価 ★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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トリビアの種No.047 アマゾン河でスルメをエサにザリガニ釣りをするとカニが釣れる(番組評価 九分咲き)

ザリガニ釣りはタコ糸に巻きつけたスルメを池や沼にたらして匂いに引き寄せられたザリガニを釣り上げる遊びです。アマゾン河でポイントを変えて何度が試しましたが当たりは来ず、来てもスルメをとられてしまいます。スコールにも負けず何回かトライしてやっと釣れたのは現地で「シリィ」と呼ばれる全長20センチのカニで、現地では食用としても知られています。やっぱりスルメと甲殻類は引き合うものがあるんでしょうか?

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 - トリビアNo.400-504