トリビアの泉で沐浴

テレビ番組「トリビアの泉」で放送されたものに、思ったことを書いていきます

トリビアNo.552~549 トリビアの種No.057

      2013/08/24

No.559 旅館の浴衣を入れてある箱の名前は「乱れ箱」(番組評価 74/100へえ)

広辞苑の第五版には「衣類を入れる漆塗りで蓋のない浅い箱」とあります。乱れ箱はもともと着物以外にも化粧道具などいろいろなものを入れるために用いられていました。古くは打乱箱(うちみだりのはこ)と言われ、箱の中身がいろいろなもので乱れていた様子からこの名前がついたといわれています。…お? 「みだりに物を捨てないでください」の「みだり」はここからきてるのか? 調べてみたら「みだり」は「乱る」の連用形から来た形容動詞。なるほど、一つ勉強になった。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.558 17世紀パリの貴婦人はオナラの音をごまかすため子犬を連れていた(番組評価 77/100へえ)

17世紀のパリは貴族の間で宮廷文化が発達し、芸術や文化の面で現在のパリの礎が築かれた時代です。17世紀のパリの生活や文化について書かれた「LA VIE PRIVEE D’AUTREFOIS」に「宴会のテーブルの下に子犬を座らせて貴婦人の罪の責任を負わせる。つまり貴婦人が発したオナラを子犬のせいにしていた」と書かれています。17世紀のフランスではオナラをするという行為はとても下品で恥ずべきことであって、オナラを子犬のせいにしてごまかすということが一般的なマナーとして流行していました。犬がオナラをするなんて、聞いたことあります? ボクは過去に2回ほど。まさか犬がするなんて思わないからね。「ここには犬とボクだけ。ボクはしてないから…。ええっ、犬?」なんてちょっと信じられない気持ちになったね。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆

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No.557 「幸せ」を早く言うと「いらっしゃいませ」に聞こえる(番組評価 65/100へえ)

同じ言葉に聞こえるかどうかは「ホルマント」と呼ばれる周波数の位置(変化する音の高低)によって決まります。ですから、周波数の波形が似る言葉はほぼ同じ言葉に聞こえます。「幸せ」を早く言った場合の周波数は「いらっしゃいませ」の周波数と非常に近い形になります。これは大変まれなことで、ここまで周波数の波形が似る言葉はあまりありません。また、聴覚的にも早く発音すると子音が耳に届きづらく、母音が強調されて認識されます。人間の耳はその人がいる場所の状況に応じてしての言葉を予測して認識するもので、例えば飲食店の店員が「幸せ」と言ったとしても間違いなく相手は「いらっしゃいませ」と認識します。ま、これはボクがどっかから聞こえてきた「おいで」って言葉を「オリデ」って聞き違えるもんですね。「おいで」って、別にボクが呼ばれてるわけでもないのに。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.556 幼き日のかわいいオチンチンを懐かしんだ「オー・チン・チン」という歌がある(番組評価 61/100へえ)

昭和44年(1969年)にハニーナイツという男性グループによって歌われレコード化されました。働く大人が幼き頃のオチンチンを思い出すことで、たまには無邪気だった少年時代に想いを馳せてみてはどうかということが歌のテーマです。現在は廃盤となっていて当時のレコードは入手困難ですが、昭和の歌を特集したCDなどには収録されています。ちなみに、カラオケにも入ってるところもあります。ボクは歌ったことあります。…ところで、ハニーナイツって、「妖怪人間ベム」や「サスケ」のテーマを歌ってたよね?

折出の評価 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.555 ゲートボールは元々子供の不良化防止のために作られた(番組評価 68/100へえ)

主に高齢者がさかんに行っていますが、ゲートボールは元々、昭和22年(1947年)に北海道のパン屋さんが当時治安の悪い町で育つ子供たちに何か健全な遊びはないかと考案したスポーツです。ゲートボールの成り立ちが記された「日本ゲートボール連合10年のあゆみ」には「(博打など)大人の悪い遊びをまねして遊んでいる子供たちの姿を見て、子供たちのために、手軽にできる健全な遊び道具をつくろうと考えた。」と書かれています。ところが、ゲートボールは肝心の子供たちの関心を得ることはできませんでした。そのため昭和30年ごろまで衰退の一途をたどっていましたが、そこからおよそ10年後に九州の老人福祉団体がゲートボールに目をつけ、高齢者のスポーツとして復興を遂げました。現在高齢者の競技人口はおよそ200万人となっています。また、世界11カ国700万人以上の競技人口を誇っています。ボク、テレビ朝日系の「おはよう! ゲートボール」見てた記憶あります。確か日曜の朝。戦略性のあるスポーツだなあとは思ってたけどね。高齢者のスポーツ振興として、いろんなところにゲートボール場あったなあ。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆

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No.554 ウルトラセブンは暴走族を地面に思いきり投げつけたことがある(番組評価 79/100へえ)

昭和56年(1981年)2月11日放送のウルトラマン80(エイティ)の第44話「激ファイト! 80 VSウルトラセブン」に登場します。暴走族に襲われ大怪我を負わされた少年の怨念が、少年のお守りだったセブンの人形に乗り移って巨大化しました。強大化したセブンは少年の復讐を果たすために暴走族を捕まえ、思い切り地面に投げつけました。その後暴走族は悪いことをやめると改心します。その後ウルトラマン80の説得により怒りがおさまり、最後は元の人形に戻りました。円谷プロによると今回のウルトラセブンは「妄想ウルトラセブン」と呼ばれるもので、本物のウルトラセブンではないので決して誤解しないでほしいとのことです。でもまあ、一応の更生にはなったんでしょうか。手段は明らかに間違ってるけど。

折出の評価 ★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.553 少林寺拳法の発祥の地は中国ではなく香川県(番組評価 71/100へえ)

少林寺、と聞くと僕は中国を思い出します。この少林寺は中国における武術の中心地、嵩山(すうざん)少林寺のことです。映画の舞台としても有名ですので、少林寺拳法はその名前から嵩山少林寺と密接な関係があるようにイメージしがちですが、総本山は香川県多度津町(たどつちょう)にあります。この少林寺拳法の創始者は岡山県出身の日本人宗道臣(そう・どうしん)です。道臣が中国で学んだ様々な武術を自分なりにアレンジして作り、全く新しい武術として始まりました。少林寺拳法の歴史がまとめられた「少林寺拳法五十年史」には昭和22年(1947年)に香川県多度津町に少林寺拳法誕生と記載されています。昭和3年(1928年)、17歳で中国に渡った宗道臣(みちおみ)は中国嵩山少林寺で修行を積んだ武術の達人だと名乗る老人と出会い、弟子入りします。老人の技を習得した道臣は後継者として認められ、2人は嵩山少林寺を訪れ、少林寺を見学します。日本に帰国した道臣は35歳のとき青少年の育成を目的として「少林寺拳法」という道場を開き、名前も「みちおみ」から「どうしん」と改めました。もともと香川県多度津町で工業薬品のブローカーだった道臣はここに本部を構えました。そして少林寺拳法は世界中に150万人以上の会員を持つまでに発展しました。香川県の少林寺拳法と中国の少林寺は実際に行っている武術・武道としてみると全く違うものです。少林寺拳法は相手を傷つけることが目的ではなく敵の攻撃から身を守る護身術です。道臣は常々「拳法は教育のためのエサである」と公言し「喧嘩の仕方を教えてやる」と声をかけて入会させたたくさんの若者を立派な大人に教育することに力を注ぎました。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆

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No.552 天然のウナギの卵は人類史上未だ発見されたことがない(番組評価 77/100へえ)

ウナギの生態について詳しく書かれた専門書「Eel Biology(ウナギの生物学)」にも「天然のウナギの産卵を目撃したり卵を見つけた人は誰もいない」と書かれています。ニホンウナギの産卵場はグアム島やサイパン島のすぐ近くの海域であるということまでは分かっていますが、ウナギの産卵場所は範囲が広く、場所を特定できるまでに至っていません。しかし養殖のウナギであれば卵を見ることができます。メスは一匹につき直径1.5mmの卵を数十万個生み出します。また、分類上ウナギに近いアナゴやハモも天然の卵は未だ発見されていません。ということは、天然のウナギの卵を使った料理なんてのは今のところ存在しないんですね。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆

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トリビアの種No.057 人が笑うという行為を学問として研究している人達が作る「一番面白くないギャグ」は成立しているダジャレ3連発の後に「このセメント、セメント」と言う(番組評価 八分咲き)

人が笑うという行為を学問として研究している人たちが作る一番面白くないギャグは何でしょうか。以前一番面白いギャグを作った5人が集まりました。「人が笑うという行為」を様々な視点からアプローチする5人です。動物学から探る京都大学理学部の蔵琢也(くら・たくや)博士、歴史学的に追求する成蹊大学の羽鳥徹哉(はとり・てつや)名誉教授、科学的に研究する広島大学大学院高等教育研究開発センターの北垣郁雄(きたがき・いくお)教授、哲学で捉える新潟大学人文学部の山内志郎(やまうち・しろう)教授、社会学から見つめる関西大学社会学部の木村洋二(きむら・ようじ)教授です。会議を始めて6時間、面白くないギャグの方向性が決まります。それを形にするため、白熱した議論はさらに続きます。開始から11時間後に一番面白くないギャグが生まれました。それがダジャレ3連発のあとの「このセメント、セメント」。翌日、内容を知らされていない老若男女100人の観客の前で教授陣自らそのギャグを披露しました。以下、教授陣による解説。ダジャレと言うのは笑いの中で一番低次元なもので、あまりおかしみは喚起されませんが、ダジャレが繰り返されることによって法則性が生じ、見る者にも笑いに至る思考回路が形成されます。法則性が生じるには最低3回の繰り返しが必要で、法則性が確立されると次に来るものが予期されるようになりますが、その流れの中で予期を外した「ダジャレになっていないもの」がくると、観客は笑えるかもしれないという予期・予測を裏切られて大きな不安に陥ります。笑いの基本である予期からのズレ下がりとはまったく別の方向に向かうことになり、日常性とは全くの異次元である「不条理の世界」に突き落とされてしまいます。そのため、観客は笑えなくなり、その結果とても面白くない状況が成立する、ということです。なお、予期の裏切りパターンは本来高度なギャグ形式ですが、ダジャレを使用した一番低次元な形式で実践した「反法則性の笑い」の極限ケース、ということです。…なんのこっちゃ。

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 - トリビアNo.505-605