トリビアの泉で沐浴

テレビ番組「トリビアの泉」で放送されたものに、思ったことを書いていきます

トリビアNo.789~794 トリビアの種No.094 ガセビアの沼No.023

      2013/08/24

No.794 森鴎外の「大発見」という作品には「ヨーロッパ人も鼻クソをほじる」と書いてある(番組評価 67/100へえ)

森鴎外(1862~1922)の作品をまとめた「鴎外全集」の「大発見」という作品の結論に「僕は謹んで閣下に報告する。欧羅巴人も鼻糞をほじりますよ。」とあります。鴎外は衛生学を修得するためにドイツに留学しましたが、その際にドイツ公使に「鼻クソをほじる日本人に衛生学もあるか」と罵倒されました。鴎外は「ヨーロッパ人も鼻クソをほじるはずだ」とドイツ留学の3年間、鼻クソをほじるヨーロッパ人をひたすら探し続けました。結局見つけることはできませんでしたが、あきらめきれなかった鴎外は20年以上経ったある日、デンマークのグスタフ・ウィードによって書かれた「2×2=5(和名:ににんがご)」という書物の中で「彼はをりをり何者をか鼻の中より取り出している」という記述を見つけ、明治42年(1909年)に「大発見」を発表しました。この時の喜びを「キュリー夫人のラジウム発見やコロンブスのアメリカ大陸発見に匹敵する大発見だ」と自画自賛しています。記述を見ただけであって、実際にその様子を鴎外が見たわけではありません。…なんか、当時のヨーロッパ人が日本人をどう見てたのかが分かる話だなあ。歴史を感じる話だ、うん。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆

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No.793 「ぷ」に句読点の「。」をつけるとボウリングをしている人っぽく見える(番組評価 93/100へえ)

ぷ。ほーら、半濁点が頭、句読点が球に見えてくる、見えてくる、見えてくる…。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆

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No.792 「孫の手」の手は「孫」の手ではない(番組評価 55/100へえ)

古代から現代に至る日本語50万語をまとめた「日本国語大辞典」の「孫の手」の項目には「実際の起源は…『麻姑の手』に求められる」「『麻姑』は中国の伝説上の仙女で、その爪は鳥のように長かったとされる」とあります。麻姑の爪で掻いてもらったら非常に気持ちがいいだろうということで、背中を掻く棒のことを「麻姑の手」と呼ぶようになりました。その後、棒の先が孫の手のようにかわいく作られるようになり「孫の手」と呼ばれるようになりました。もともと「麻姑の手」は現在の日本の「孫の手」より手がリアルで大きく、爪が長かったと言われています。「麻姑の手」が日本に伝わったのは1500年頃といわれ、当初は「まこのて」と呼ばれていましたが、徐々に掻く部分の手の形がかわいく小さく変化し、呼び名や意味合いも「まごのて」と認識されるようになったということです。…セクシーな女性の手で、「真子の手」ってどうです? あ、すいません。「どうって言われても…」みたいな空気作っちゃって。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★☆☆

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No.791 コウモリには顔の長い「ウマヅラコウモリ」という種類がいる(番組評価 80/100へえ)

ウマヅラコウモリはアフリカ大陸北西部に生息し、体長は19~30cm程度で羽を広げると90cmにもなります。オスはメスの2倍の体格があり、長くふくれた顔をしています。オスの鼻の中には大きな鳴き声を出すための袋が入っていて、吸い込んだ空気を急激に吐き出して大きな音を出しています。繁殖期になると決まった森に集まって「ブーブー」と大きな音を出してメスを呼び寄せます。このため、馬のように顔が長くなっているのです。大きい声がモテるのかははっきりしていませんが、ウマヅラコウモリの中では明確な基準があって、オスはメスに気に入られようとしているうちにふくれあがった顔に進化したと考えられています。「そんなに気に入られたければ、こうしてやる!」と、神様がコウモリの顔を馬のようにしてしまいました。これがウマヅラコウモリになったと、オリデの頭の中の昔話では言われています。めでたしめでたし…か?

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆

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No.790 東大には雪男を探しにヒマラヤ山脈に行ったが見つからずイルカを研究して帰ってきた教授がいた(番組評価 68/100へえ)

東京大学出版会発行の「川に生きるイルカたち」という本に載っています。1950年代、ヒマラヤでは世界中の科学者による雪男探索が行われていました。当時東京大学医学部で解剖学や脳の研究をしていた小川鼎三(おがわ・ていぞう)教授も雪男に興味を持ち、昭和34年(1959年)の夏に「日本雪男学術探検隊」というプロジェクトチームが結成され、その年の11月に現地調査のためネパールに出発しました。しかし、その年のヒマラヤは暖冬で、雪は全く降っておらず、足跡を発見してから捜索し始める作戦が全く使えないまま3ヶ月が経ってしまいました。小川隊長の機転で、当時あまり生態が知られていなかったカワイルカの仲間、ガンジスガワイルカの調査を行うことになりました。研究は進められ、現地の漁師を動員してガンジスガワイルカを網で囲んで捕獲する寸前まで追いつめました。しかし、インドでは河川は軍事施設として規制を受けていたため、警察に漁師全員が逮捕されてしまいました。そのため小川教授はカワイルカも捕獲ができずに帰国しました。…研究というのは、時にその場のノリで進められる…。あ、いかん、言葉があんまりよくない。研究というのは、時にその場の状況に柔軟に対応することが求められるんですね。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.789 リスが松ぼっくりを食べた後の食べかすはエビフライっぽくなる(番組評価 85/100へえ)

リス科の動物は特に秋の松ぼっくりを好んで食べますが、中にある種は食べようとしません。リスは渋いものが苦手です。松ぼっくりの種はすごく苦いため、種だけ残して食べます。そのため、食べかすがエビフライのように見えるのです。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆

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トリビアの種No.094 心理学者が考える彼氏が浮気をしているかどうかバレない様にチェックをする最も効果的なカマのかけ方は女性が自分のピアスを取り出し男性に「これ誰の?」と聞く(番組評価 八分咲き)

今回の考察のために集まったメンバーは、横浜国立大学の高木秀明教授・淑徳短期大学の成田弘子名誉教授・麻布大学の田之内厚三教授・南山大学の蛭田アッセマ庸代教授・東京富士大学の浮谷秀一教授・武蔵野大学の生田倫子博士です。5時間の議論の結果、彼氏にばれないように浮気のチェックをする効果的なカマのかけ方として第3位は「寝言で私の知らない名前言ってたけど誰?」というものでした。寝言は本人の意志に関係なく発しているので、浮気をしている男性なら言ってしまったかもという焦りが生まれ、動揺する可能性が高いです。第2位は「携帯忘れちゃったから貸して」というものでした。携帯電話は通話の発信や着信履歴、またメールの送受信など浮気の証拠が残りやすいものです。そんな携帯電話を貸してと言われると、浮気をしている場合動揺する可能性がとても高いです。1位になったピアスを取り出して「これ誰の?」と聞く行為は、身に覚えがなくても突然物的証拠のようなものを突きつけられると、後ろめたい行動がある人ほど動揺しやすくなります。特に、車の運転など他の作業に意識を集中させているときは問いかけにうまく対応するゆとりを持てず、より慌ててしまいやすくなります。そのため、浮気をしている場合他の2つに比べ群を抜いて相手のボロを引き出しやすいと言えます。…男の立場から言わせてもらえば、あんまりこういうものでチェックをしないでいただきたい!

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ガセビアの沼No.023 「白髪は抜くと増える」というのはガセ

白髪というのは毛根にある色素細胞が衰えたりなくなることによって起こります。この色素細胞は毛髪1本1本に別々にあって、1本抜いても他の毛髪の色素細胞に影響はありません。白髪は身体バランスなどからまとまって増える時期があり、抜いてもすぐに見つけてしまうことから抜くと増える感覚になるのではないかということです。もし白髪を抜くと増えるんだったら、ピンポイントでロマンスグレーができることになって、シニア世代のファッションにはすごい影響を与えたんじゃないかなあ。

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 - トリビアNo.701-800