トリビアの泉で沐浴

テレビ番組「トリビアの泉」で放送されたものに、思ったことを書いていきます

トリビアNo.795~800 トリビアの種No.095 ガセビアの沼No.024

      2013/08/24

No.800 犬が舌を出して「ハアハア」する行為は「パンティング」(番組評価 69/100へえ)

動物のあらゆる生態について詳しく書かれた「獣医学大辞典」の「浅速呼吸(せんそくこきゅう)」の項目には「熱あえぎ/パンティング。口腔内や気道から水分蒸発による放熱反応としてみられる浅く速い呼吸。…犬は毎分300回あるいはそれ以上の呼吸頻度に及ぶ」とあります。パンティング(panting)は「あえぐ」という動詞の「pant」に進行形の ing をつけた名詞で、犬の体温調節にとって重要な行動です。人間の場合、暑いときは全身から汗をかいて体温調節できますが、犬の場合は汗腺が肉球にしかなく発汗による体温調節ができません。犬は汗をかく代わりにパンティングで舌を出し、唾液を蒸発させて熱を放出し体温調節をしています。小型犬より大型犬の方が多くパンティングをしています。また、恐怖を感じたときもパンティングをします。…毎分300回なら、1秒に5回。このくらいやらないと体温は下がんないんだろうなあ。今やってみます。…口の中カラカラになりました。

折出の評価 ★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.799 あみだくじの語源は「阿弥陀如来」の「阿弥陀」(番組評価 46/100へえ)

仏教の用語についてまとめられた「浄土宗大辞典」の「あみだくじ」には「図形が阿弥陀仏の後光に似ているところから出た呼称で、…白紙に放射線状の線を引き、その端に金額を書いた」とあります。あみだくじはもともと1つのものを数人で買うときに、支払金額に差をつけ、誰がいくらか決めるための室町時代頃から庶民に広まった遊びでした。そのときには今のように線を平行ではなく放射線状に書いていました。その線が阿弥陀如来の後光に似ていることから「あみだくじ」または「あみだのひかり」と呼ばれるようになりました。…関係ないけど、あみだくじってよく考えられてると思わない? あんだけ階段状に何本も線引いても、同じ所に行くことないんだよ? さずが阿弥陀様のお導き。

折出の評価 ★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.798 「ゾウリムシ」の英語名は「スリッパ小動物」だが「スリッパ」を知らない京都大学の教授により「ゾウリ」と訳された(番組評価 56/100へえ)

動物の名前について詳しく書かれた「動物分類名辞典」には「和名ゾウリムシは、明治時代に日本で一般に使用された室内用の上履が、その形が古来使用された扁平底のみのゾウリと大差なかったために、スリッパ即ちゾウリとはやとちり誤訳した所産」と書かれています。ゾウリムシは17世紀にオランダの生物学者で顕微鏡の発明者でもあるレーウェンフックによって発見され、形がスリッパに似ていることから「slipper animalcule(スリッパ小動物)」と名づけられました。しかし、1930年頃この英語名に日本名をつけることになり、命名を任されたのが淡水生物学・湖沼生態学の創始者である京都大学の川村多実二(かわむら・たみじ)名誉教授でした。川村名誉教授はスリッパがどんなものであるかよく知らなかったので英和辞典で「slipper」を調べたところ「室内履き」と記されていました。当時日本の室内履きがゾウリによく似ていたことからゾウリと思い「ゾウリムシ」と誤訳してしまったのです。ちなみに、スリッパは明治時代からあり、名前も「スリッパ」と呼ばれていましたが、川村名誉教授はそれを知りませんでした。…当時の日本には室内で履き物を履く、なんて行為はあんまり一般的でなかったんでしょうか。

折出の評価 ★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.797 和英辞典の中で一番売れている「ジーニアス和英辞典」は「阪神タイガース」をひいきしている(番組評価 94/100へえ)

ジーニアス和英辞典はおよそ8万語を収録し、分かりやすい例文を豊富に掲載しています。そのなかの「攻撃」の例文には「5回裏のタイガースの攻撃は赤星の二塁打で始まった」、「猛攻」には「この回タイガースは打者10人の猛攻で5点を取った」、「すべりだし」には「タイガースは今シーズン好調な滑り出しを見せた」、「独走」には「タイガースが首位を独走している」、「先取」には「タイガースは片岡のソロホームランで1点を先取した」、「力投」には「上原の力投空しくジャイアンツは2対1でタイガースに敗れた」、「ぽんぽん」には「タイガースの6選手がぽんぽんとホームランを打った」、「間違いない」には「タイガースが試合に勝つとこは間違いない」、「優勝」には「タイガースが優勝した」、「喜ぶ」には「阪神タイガースがセリーグ優勝をして関西ではどこでも皆が大いに喜んでいた」、「続く」には「阪神タイガース優勝セールの行列がデパートまで2キロも続いていた」、「熱くなる」には「彼はタイガースのこととなるとすぐに熱くなる」、「口ぶり」には「彼は阪神タイガースの監督のような口ぶりだった」、「終える」には「彼は阪神タイガースのグランド整備員としてその生涯を終えた」と書かれています。これらの例文が収録されているジーニアス和英辞典第2版は、星野監督率いる阪神タイガースがセ・リーグをぶっちぎりで優勝した平成15年(2003年)に製作されたものだからです。この辞典の作成は神戸外国語大学の先生方が中心で、編集部のスタッフにも関西出身者が多かったため例文に阪神タイガースへの熱い思いが思わず出てしまったのではないかということです。また、ジーニアス英和辞典にも「タイガースが試合に勝つことは間違いない」「私はタイガースの選手だ」などの例文があります。…日本で優勝の例文が載っても違和感ないのは、ジャイアンツとタイガースくらいでしょうか。だからって、残りのチームがダメだってわけじゃないですが。

折出の評価 ★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.796 重量挙げですべり止めに使う白い粉は便秘の薬にもなる(番組評価 75/100へえ)

重量挙げですべり止めに使う白い粉は炭酸マグネシウムと定められています。国が重要とする医薬品についての効能や用量などがまとめられた「日本薬局方」の炭酸マグネシウムの項目には「便秘症に対する緩下剤(作用が中程度の下剤)として1日3~8gを頓用又は数回に分割経口投与する」とあります。炭酸マグネシウムを口に含むと、腸内で分解されたマグネシウムが水分を引き寄せ便を軟化・増大させるため、その刺激で腸の運動が活発になり便通がよくなるため下剤として使われます。また、胃潰瘍や十二指腸潰瘍・胃炎などの症状の改善にも効果があります。ただし、適量を超えると心臓病や肝臓病・腎臓障害などを起こす可能性があり大変危険なので医師の指導のもとに服用してください。

折出の評価 ★★★★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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No.795 3212333222399321232322321と携帯電話を押すと「メリーさんの羊」っぽく聞こえる(番組評価 66/100へえ)

携帯電話のプッシュホンの音は「1・2・3」が低音のド・レ・ミ、「4・5・6」が中音のド・レ・ミ、「7・8・9」が高音のド・レ・ミになります。そのため、ほぼ「ド・レ・ミ」で構成されている「メリーさんの羊」を携帯電話で「3212333 222 399 3212333 22321」と押すと「メリーさんの羊」っぽく聞こえます。ただ、機種によって違いがあります。この数字を覚えるには「殺意に散々さフフフサンキューキュー殺意に散々さフフ殺意」と語呂合わせで覚えると便利です。…音の高さでコールできるなら認識する音を出してやればいいわけで、受話器のしゃべる部分にあてて音を出して発信する機械があったような気がしますし、双子が協力してソプラノのような高い声を合わせて出して電話をかけるのをテレビで見たような気がします。

折出の評価 ★★★★★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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トリビアの種No.095 お父さんが生まれてきたばかりの赤ちゃんの中から本能的に自分の子を見つけられる確率は約81%(番組評価 九分咲き)

関東と関西の産婦人科の協力のもと、赤ちゃんを出産した直後の夫婦200組に調査を行いました。出産に立ち会わなかったお父さんが新生児室で初めて自分の子に対面する瞬間に赤の他人の赤ちゃん2人と並んだ中から自分の子を選び出すことに挑戦します。一緒に並べる赤ちゃんは同じ性別でほぼ同時期に出産された赤ちゃんに限定し、お父さんが答えを出すまでの時間は無制限とします。自分の子を見つけられたお父さんは200人中161人で、およそ81%が見つけられました。…ふと思いましたが、自分のペットを見つける確率って、どんなもんなんでしょう。イヌやネコは分かるような気がするなあ。は虫類は…。でも、は虫類が迷子になって「この子に間違いありません!」って見つかるシーンもあるみたいだし、これもけっこう高い確率になるんだろうな。

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ガセビアの沼No.024 「スイカの種を飲み込むと盲腸になる」というのはガセ

盲腸は主に虫垂という臓器の細菌感染が原因で起こる病気ですが、虫垂に食べ物が入り込むことで引き起こされることもあります。しかし、虫垂の入口は1ミリから2ミリと大変細いのでスイカの種ほどの大きさのものは入り込めませんし、盲腸で切除した虫垂の中からスイカの種が出たという例はありません。虫垂炎は季節の変わり目に起こることが多く、その中でも夏の終わりに起こることが多いこと、虫垂の中からスイカの種の形をした老廃物の塊のようなものが出てくることがあることからこのようなことが言われたのではないかということです。…これ、よく言われたなあ。そのせいでスイカの種を取るのにすごく神経を集中させてた時期があったなあ。

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 - トリビアNo.701-800