作ったものをただ置いておくだけじゃダメなんだ、絡んでいかなきゃ、と思うようになった、ボクとSNSとのつきあい方。

これまでボクは「つくること」ばかりをやってきて「つながっていくこと」をおろそかにしてきた気がします。Twitterがおもしろかった時も、無意識のうちにそれをしていたんだなあと、今になって分かります。

宣伝活動、営業活動っていうと大げさなんだけどね。アップしておけば、フックアップしてくれるというのは、幻想ではないかもしれないけど、幻想なんだね。

幻想ではない、というのは、人目に触れる機会が多くあればフックアップされる可能性もあるから。そう、やっぱり戻ってくるのは、どのくらいの人の目に触れるか。

Twitterの時に、一気にフォロワーが増えた経験をしているので、他のSNSでもそういうことが起こる、って思いこんじゃったんだなあ。あれはきっと、名古屋で開かれたTwitterセミナーで「Twitterがおもしろくなるのは、フォロワーの数がすべてです。さあ、プロフィールに『名古屋』って書いてある人をどんどんフォローしていきましょう」ってことがあったからだな。

結局、それだってSNSのポイントは「積極的なアプローチ」ってことなんだよね。SNSを楽しむためにはこちらからコンテンツをアップすることに加えて、自分がその環境を楽しむこと、見知らぬ人たちと絡んでいくことなんだ。

まあ、リアルでもなかなか絡んでいかないボクが、SNSで絡んでいくことができるかどうか、ってこともあるのだが…。そこはやっぱり、無理をしない範囲で、ってことになるんだろうな。


ソーシャルメディア論: つながりを再設計する