一般に言われている風邪薬は、風邪そのものを治すものでは
なかったはずですよね? 「風邪の諸症状を緩和」とうたって
いたはずだったと思いますが、風邪薬は、風邪を引いたことに
伴う解熱作用とか、鼻水を止める作用とかに効くんでしたよね。
でも、熱が出るのは体内のウイルスを殺すためだって
聞いたことありますし、鼻水もウイルスを体外に出すため
だって聞いたことあります。体ががんばって治そうとしている
のに、勝手にその動きを薬で止めたらダメなんじゃないの? 
って思ったことがありました。ボクも薬を飲みますけど、
「ひゃあ、明日の仕事、絶対声でないぞ!」とか、「仕事の
日から逆算しないと、この日までには治さないと」とかいう
自分の都合で飲んでること、多いんです。それだって、
症状を止めることはできても、根本的に治してることには
ならないんですよね。

きょうの「たかじんのそこまで言って委員会」のゲストは
大阪薬大招聘教授の浜六郎さん。薬は本当に必要なときに
飲むべきである、というのが主張でした。ボクとしては、
病気になってしまってから慌てて治そうとするのではなく、
病気にならないように予防することの方を大事にして
いきたいと思います。…あ、そういえば、きのう寝る時に
マスクをしてたんだけど、起きた時はしてなかったなあ。
どこいっちゃったんだろ? いまだ行方不明…。
あったかくなってきて、寝相も悪くなってます。そろそろ
冬の布団からは卒業でしょうかね。

のんではいけない薬―必要な薬と不要な薬
浜 六郎
金曜日 (2006/05)
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