ツルベれなかったできごと

誰のふところにも入っていく、笑福亭鶴瓶さん。あんなふうに飛び込んでいったらいろんな話が生まれるんだろうな。ボクもそうでありたい、とは思ってても現実はなかなかそういかないわけで。

よく行ってたコンビニが閉店しましてね。ちょっと離れた別系列のコンビニに行くようになったんですが、そこのレジにいたんですよ、前のコンビニで働いていた人が。

名札にある名前でわかりました。なので、人違いってことはほぼない。さて、ここで脳内のボクは「ああっ！」と声を出してるんですよ。「こっちで働いてるんですか！」って声をかけたくなってるんですよ。

でも、もうひとりのボクがストップをかける。「やめとけやめとけ。そんなことしなくていい」と。淡々と会計をすませ、レンジでお弁当を温めてもらって、それを袋に入れてもらう絶妙のタイミングで！

「お久しぶりですよね？」

あちらから声をかけてくれました。つい「ですよねー！そうかなーって思ってましたー」と返したけど、コミュニケーションに関してはあちらの方が一枚上手だったなあ。

前のコンビニでは何回か会ってるんだから、スッと相手のふところに入っちゃえばいいのにね、自分。こういうところが、ツルベれないのです。もったいない…。