きょうは専門学校で、2年生が卒業に値する力があるかどうかをチェックする日でした。ボクの担当は、MCを専攻した人たちの司会進行ができているかどうか。できていなければ、アタシ、卒業は認めません!

ま、でも、MCっていうのはアニメのアフレコやナレーションと違って技術だけではうまくいきませんからね。司会をしている人の人間性がどうしても出ちゃう。ある意味、裸でステージに立ってるようなもんです。それを修正するには、彼氏や彼女に「お前、その性格、直せよ」と言われてもそう簡単にはいかないことでも分かるでしょ? って、誰に問いかけてるんでしょう。

で、まあ、教えるに当たっていろいろ言葉を選ぶんですが、その時にボクがベースにしているのは「人が好きかどうか」という考え方。嫌がってやってたり、気持ちが入ってなかったら、やっぱり言葉や態度にでますからね。おお、そうそう、こういうの、リスペクトっていうんだっけ、最近?

だから、リスペクトの精神があれば、MCはできるし、言葉もきれいになるし、コミュニケーションもうまくいくと思います。リスペクト、言葉で言うのは簡単だけど、難しいですよ、これ。