映画「恋は雨上がりのように」は、40代の男が観ても「いい話だな」と思いました。いや、40代の男だから、正己とちひろのシーンをいいと思ったのか。
是枝裕和監督の映画「万引き家族」を観て、前作の「そして父になる」を思い出した。味わいは違うけれど、どちらも濃密な人間関係の話で、それは家族という形態だけが作られるものではないということだ。
映画「万引き家族」を観た。この「家族」は、なんかあったかい。それは役者陣が持つ空気感が大きい。普通でない空気が、普通でない「家族」を成立させているのだろう。
映画「デッドプール2」を観た。照れを前面に出した自分の美意識の先に正義がある。それを徹底的に笑いでカモフラージュしたこの作品が好きだ。そして、最後の最後で、体を「く」の字に曲げて大笑いした!
映画「犬ヶ島」は、徹底的に擬人化されている犬が、その習性を残しているのがおもしろい。その従順さもあって、社会の隅に追いやられる。それに声を上げるのは、実は追いやられていない方から、だ。
映画「ピーターラビット」は、なんとなくかわいい雰囲気を持っていると思ってたんだけど、いやいや、かなり激しいバトルを人間とやるよ!
映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」を観た。社会からははみ出ているけど、しあわせそうに見える母と子。そんな生活の終わりを迎えたとき、どっちがしあわせなんだろうかと考えてしまった。
映画「のみとり侍」を観ました。エロい作品という印象の奥に、女性の社会的地位や今の社会への問いかけが含まれているようにみえました。まあ、そんなことよりハダカを楽しんでもいいんですけどね!
映画「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」を観た。みんな身勝手。だから、とんでもない方に話が転がっていく。これはコメディだ。背筋がちょっと寒くなるタイプの。
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