祝日だけど、専門学校で講義。きょうは特別に超有名な声優さんに来校頂いての指導が一日あるということで、その授業にお邪魔する。

生徒はやっぱり「役によって声を作ることがあるか」ということに興味があるようです。そして、そのお答えは「気持ちやキャラクターの掘り下げができれば、自然と違うものになる」というもの。だからね…と、「〜ざんす」と「〜ざます」を実演されました。語尾も違うし、絵も違うからね、と言って。

これ、どんな声優さんも回答は同じです。そのキャラクターに合う声が、たまたま作ったような声だった、ということ。作った声は演じるためのひとつのツールに過ぎない。演じるのが先、声を作るのは後。

午後は自分の授業。きょうはビデオに録画して自分の動きを見てもらう。視線の配り方ひとつで舞台が大きく見えるということが分かってもらえればいいんじゃないかな。

帰りに、ラシックの旭屋書店で本を買って帰る。さすが祝日、街の様子がいつもの月曜とちょっと違う。ひとつのマフラーをふたりで巻いてるカップルも。

J1第32節、サンフレッチェ広島対名古屋グランパスを録画観戦。0−0の引き分け。この試合は自分が情報をラジオで流していたので、結果は知っているし、オンエアしていてもちっともスコアが動かないので、つまらないなと思っていました。

ところが! きょう録画したものを観たらものすごくいい試合! お互いが相手のいいところをきちんと押さえる展開。まさにジャンケンの「あいこで、しょっ!」が90分続く状態。この試合の審判のジャッジも見事。スコアだけでは分からなかった。やっぱり観るのは大事だね。