Bリーグ、シーホース三河の金丸晃輔選手が、2020-21シーズンのMVPを獲得しました。

NEWS – B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト|「B.LEAGUE AWARD SHOW 2020-21」 DAY2の表彰結果MVPはシーホース三河 #14金丸晃輔選手!漫画界の鬼才・古屋兎丸による漫画化も決定!

このシーズン、1試合の平均得点は 16.8 、フィールドゴール成功率は 49.3% 、スリーポイントシュート成功率は 46.6% 、そして、フリースロー成功率は 90.7% !

スリーポイントシュートの成功率、フリースローの成功率、ともにリーグ2位で「遠くからシュートを打ったら入る、フリースローは落とさない」という印象の強い選手です。

フリースローが入らなかったら「珍しいですね」とコメントされるのも、プレッシャーがかかるだろうなあと思います。

だからボクは、実況する時にこういうコメントはしないようにしています。ひょっとすると、選手個人は気にしていないものかもしれませんけど。

金丸選手のプレーから「フリーの選手を見ていなさい」と教えられました

シーホース三河のホームゲームの実況を何試合かしました。

金丸選手の動きから教えてもらったのは、ボールを持っている選手だけ見ていてもダメなんだよ、ということ。

ボールを持っていない選手がフリーで動けるスペースを持っている時こそ、得点のチャンスなんだよ、ということ。

そんな動きが詰まっているダイジェストをご覧ください。

この試合の金丸選手は25得点、うちスリーポイントは9本打って4本成功!

金丸選手、シュートを打つイメージを持ってポジショニングを取っているんですよね。だから、ボールを持ってすぐシュートが打てる。

イメージもしっかりしているから、本当にきれいな放物線を描いてリングに吸い込まれていく。

金丸選手の周りに相手チームの選手がいなければ、金丸劇場の始まりです。

3秒後にシュートが決まっているシーンが浮かぶから、実況する時に思い切ったコメントを言えます。シュートを打った瞬間に、もう入っているかのようなテンションで。

金丸選手の動きをずっと見ているだけでも、会場で見る価値はあります。2020-21シーズンは声が出せない応援でしたが、次のシーズンはぜひ、観客が満員のアリーナで、金丸選手のスリーポイントシュートが決まった時に大きな声を出したいですね。

シーホース三河選手入場シーン
シーホース三河のホームアリーナ、ウィングアリーナ刈谷で、三河の選手が入場したシーン