愛知県津島市には「あかだ」「くつわ」というお菓子があるらしいという事を聞きました。不勉強で知らなかった…。きょうは比較的時間が取れるので、ちょっと行ってみることにしました。
その前に、ACLラウンド16、水原三星対名古屋グランパスを前半だけ録画観戦。相手に崩されて0-1で折り返す。ダニルソン選手が負傷退場。おいおいぃ、大丈夫かぁ?
「あかだ」と「くつわ」を求めて津島神社へ。神社の鳥居のそばに3軒並んでお店があった。この3軒しか売っていないということだ。しかも、そのうちの1軒は今もなお昔からの作り方を守っている。
そのお店で「あかだ」を試食させていただく。油で揚げた、丸いあられみたいな感じだ。大きさは3センチくらいかなあ。…わ、堅くて噛めない! それに、味がない! ご主人曰く「これが『あかだ』なんです」だって。 うるち米の粉に黒ごまをまぜてこねて、ちぎって丸めて油で何度も揚げる。これが昔ながらの「あかだ」なんだそうだ。
昔からの作り方を守るために手作りを続けているとのこと。しばらく口の中に入れてると噛み砕けるくらい柔らかくなってきた。噛むと米の香りがほのかに口の中に広がる。お米の味のみの堅いお菓子、それが「あかだ」。
「くつわ」は、この材料に砂糖が入り、丸めるのではなく棒状に伸ばして二重の輪をつくり、それを揚げたもの。こっちも「あかだ」ほどではないけど、堅い。砂糖を使っているぶん、お菓子っぽいかなあ。
「あかだ」と「くつわ」を買う。他の2軒にも行って買ってきた。せっかくだから食べ比べてみよう。ちなみに、ほかのお店の「あかだ」はしょう油で味付けしてあります。
ご主人に薦められて、近くの観光交流センターを見学。地元の祭、天王祭についていろいろ伺うことができた。天王川公園の池で行われるんですが、この池は江戸時代初期は川だったそうです。江戸時代中期ごろにほどんどを埋め立てたんだけど、祭りを続けるために池にして残したんだって。その様子を映像で見せていただきましたが、500年以上続いている祭はその準備も大変そうでした。
街並みの散策はここまで。近くの映画館で「アンノウン」を観る。予告編でおもしろそうだと感じたので、観ようと思っててここまで機会を逸してました。
交通事故に遭った博士が自分の記憶を取り戻すと、妻は全く別の男を主人だと言い、その男も自分の名前を名乗っていた…なんて感じの予告編を観たら、気になってしょうがない。…いやあ、おもしろい話だった!
帰ってきて、サッカーの続き。後半にもグランパスは失点した。連携ミスというより、ピッチのイメージが違った感じだった。「あれ? そこでボール止まるか?」って思ったもん。ま、これはもうアウェーの洗礼のひとつ。慣れてないスタジアムだからしょうがないと言えば、まあしょうがない。0-2で敗戦。グランパスのACLは終わった。というか、これで過密日程も多少緩和されると思ったらちょっとほっとする。コンディションを回復させながら、ケガ人が復帰するのを待ちながら、リーグ戦を戦っていくことになった。ボクが思っている以上に、選手はきつい戦いだったんだろうなあ。
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