109シネマズ名古屋で「アベンジャーズ」を観るぜいたく。IMAXシアターで、エグゼクティブシートで観るぜいたく。アメコミのことををよく分かってないのに、観るぜいたく。

アベンジャーズ|Avengers|映画

長官ニック・フューリー(サミュエル・L. ジャクソン)率いる国際平和維持組織シールドの基地では、ある研究が行われていた。それは、世界を破壊する力をもった四次元キューブを極秘で調査するプロジェクトだ。
だが、突如として制御不能に陥ったキューブは、遠く離れた別世界につながる禁断のワームホールへの扉を開いてしまう。そこから現れたのは、神々の国アスガルドを追放され、地球の支配を目論む邪悪な神ロキ(トム・ヒドルストン)だった。アスガルドの尊大な王子ソー(クリス・ヘムズワース)の弟であるロキは、セルヴィグ博士(ステラン・スカルスガルド)やシールド最強のエージェント、クリント・バートン(ジェレミー・レナー)をコズミック・スピアによってあやつり、キューブの強奪に成功する。
地球侵略へのカウントダウンが開始された時、ニック・フューリーは、周囲の反対を押し切ってある決断をおこなう。それは、“最強”の力を持つ7人のヒーローたちによる“アベンジャーズ”を結成することだった。彼は、魔性のスパイ、ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)やベテラン・エージェントのフィル・コールソン(クラーク・グレッグ)と共に、アベンジャーズ結成というミッションに挑んでいく。
フューリーが訪れたのは、70年の眠りから覚めたスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)がトレーニングするボクシング・ジムだった。再び戦うことを躊躇するロジャースを、「世界を救え」と言って説得するフューリー。一方、ロマノフはインドのカルカッタへ飛び、ブルース・バナー(マーク・ラファロ)を探しだして、科学者としての彼の専門知識がほしいと懇願する。シールド本部に集まった彼らは、さっそくロキの捜索を開始した。
キューブの力を悪用し、地球外からの軍隊を地球に解き放とうと考えるロキは、バートンと共にドイツへ向かう。だが、そこで彼らを待ち受けていたのは、ロジャースとロマノフ、そしてコールソンから招集を受けたトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)だった。激しい格闘の末、彼らの手によって捕らえられたロキは、シールド本部の特殊な監房に収容される。そこへ、ロキをアスガルドに連行しようとする彼の兄ソーもやって来た。
とうとうシールド本部に勢揃いした“アベンジャーズ”。
「その名は“アベンジャーズ計画”。特別な能力を持った者たちを集めてより大きな力を得る」
しかし、そう宣言するフューリーに対し、意思に反して集結させられた彼らは、それぞれの心の傷に囚われ、ひとつのチームとして戦うことを拒み続ける。
そこへロキを奪還しようと、バートン率いる戦闘部隊がヘリキャリアに急襲を仕掛けてきた。そして、爆発の衝撃で我を失ったバナーが、凶暴なハルクとなってあたりを破壊し続ける。ヘリキャリアのあらゆる場所で危機が訪れる中、ロキは首尾よく逃走した。ロキの支配下におかれるバートン、姿を消したソーとバナー。アベンジャーズの存続すら危ぶまれる絶体絶命の危機 ――。
やがてロキは、地球外の何者かと共謀しながら、地球侵略への最終計画を着々と進めていく。パワーを増大させたキューブの力によって、マンハッタン上空に次々と召喚される地球外からの強力な軍勢。
果たして、この人類史上最大の危機を前に、アベンジャーズは再び集結し、地球を救うことができるのだろうか?
それとも...?

引用元:ストーリー | アベンジャーズ | 映画

アメコミのオールスターゲームだよね。それぞれのキャラクターが魅力を存分に発揮してストーリーが進んでいく。脚本を書いていてもキャラクターが勝手に動きまわってくれて筆が進んでいったんじゃないでしょうか。アメリカの人は筆で脚本は書かないでしょうけど。

今回の物語の前にそれぞれのキャラクターで映画が作られていて、そのエピソードの続き、というシーンもあったようだ。全部観ておいた方がいいよね。もちろん観なくてもある程度分かるようになってるけど。

でも、より深くこの世界に入るんだったらやっぱり観ておくべきなんだろうなあ。ボクはいつものように予備知識なし、関連作品も観ないというスタイルで行ったので、魅力の4割くらいを取りこぼしてる感じになっちゃったなあ。

ところどころにウィットに富んだセリフや動作があったのが面白かった。10ドル渡したり「スーツを着ろ」が違う意味になったり、ね。そういう意味では、絶対最後まで席を立たないほうがいい。

映像を観ながら語られていない部分を自分で補って、会話を聴いてその意味を想像しながら、字幕で理解して…。予備知識があるとこの作業がずいぶん楽になったんだろうなあ。ほかの作品を観てから行って、さらに英語が理解できれば…。それはアメリカンヒーローを知るために必要なことなのかな。