午後、メディアスエフエム「ラビットマン・ショー」の素材録音。愛知県東海市を歩きながら、見えているものをしゃべる。

録音の合間に Twitter を見る。え、桃太郎電鉄の作者、さくまあきらサンと奥様が愛知県半田市にいらっしゃる? これはぜひお会いせねば!

さくまサンとは一度東京でお会いしたことがあり、それからメールをいろいろ送らせていただいています。実は今出ている桃太郎電鉄のスタッフロールにはボクの名前が載ってるのですよ。Wii版、DS版持ってる人、見てみて。

ご迷惑かな…と思いながら連絡を取ると、快く会っていただけるとのこと。なんていいお方だ! 有料道路を使って、東海市から半田市へ。

名鉄知多半田駅近くの「T’s CAFE」でお会いできました。ここは国指定重要文化財「旧中埜家住宅」を「紅茶専門の喫茶店」として使っているのです。

お話の中で半田市をはじめ、知多半島の名産についていろいろ聞かれたりもしました。さくまサンは常に新しい作品のことを考えていらっしゃるんです。キーワードをメモしているさくまサンを見て「これがクリエイターの日常か!」と心の中では大感動、顔は平静を装う。

2時間近く話をさせていただいた後、お二人は名鉄知多半田駅へ。別れ際にさくまサンの体に触らせていただく。これまでに多くの芸人さんがさくまサンの体に触って運をつかんでいったのです、冗談ではなく。ボクも運がつかめますように。

でも、おそらく20代のボクだったら何もアクションを起こしてなかっただろうなあ。その時にいろいろ後悔したり、失敗したりして「針の穴ほどのチャンスでもそれをこじ開けてものにしろ」ってことを学んだんです。会いたい人に会うってのも、そういうこと。嫌なら断られるんだから、連絡くらいは取ったほうがいいという気持ちになれたのは、オリデさんも成長したなあと思います。