専門学校で学生に読んでもらうニュース原稿の準備。きょうはたまたま「高速増殖炉もんじゅ」のニュースがあったので、これを選ぶ。噛みやすいことで有名なこの言葉、うまく言えるだろうか?

午後、作った原稿を持って専門学校で講義。「高速増殖炉もんじゅ」簡単にクリアしていく…。いや、むしろそれはどうでもよく、目的はいわゆるクセのないストレートなナレーションができるかということ。

この数週間で学生たちのクセは見抜いたんで、それを伝える。学生たち、コツをつかんだらみるみる直っていく。今まで読んだことのない読み方なので気持ち悪いだろうけど、ぜひ身につけて欲しい。

事務所でレクチャーをしたあと、居酒屋「ボクモ」へ。隔週開催の朗読ライブ。テーブル席はお客さんでいっぱいだったので、カウンターが舞台。USTREAM を立ち上げて、全世界にも生配信。

3冊目の本を読み始めると、途中からお店にいらっしゃったお客様がボクの横に座って聴き始める。盛り上がったところで、泣き出した! こんなの初めてだ! しかも、その席にいってアンコール。途中からだったので、きょう読んだ他の本を読んでくださいとリクエストをいただく。こんなの、当然初めてだ! 朗読をバックグラウンドに騒いでいただくことでおなじみのライブなので、じっくり聴いていただくことはないですからね。USTREAM でご覧いただいている方は別だけど。

感動されたのは当然お話の力であって、ボクの力ではないけれど、なんというか…いろいろやっててよかったなあと思ったひととき。