小林賢太郎演劇作品(K.K.P)「ロールシャッハ」を観に行ってきました。場所は大阪・梅田のシアター・ドラマシティ。初めて行く劇場です。

当然内容を書くわけにはいきませんが、涙流しながら笑いました。この感覚は K.K.P でしか味わえないと思います。

ラーメンズやソロワークの「POTSUNEN」は、精巧に作られたものを発表する感じ。もちろん、ちょっとした遊びはあるけど、それはわずかな隙間にスッと入れるようなイメージ。今の、ひょっとして…? という感じなのです。

でも、K.K.P は役者さん同士のコミュニケーションがあるから、ハプニングも生まれやすい。アドリブを仕掛ける、本気で笑う、それにボクたちが笑う、というライブ感があるのです。これはDVDになってしまうと、なかなか味わえない。

今回も、小林賢太郎さんの作品らしく、あちこちに散りばめられた伏線。それを回収している作業のときに「あー! あそこ見逃してる!」って気づくのです。もう一回観に行きたいけど、多くの人に観てもらいたいから、我慢してDVDの発売を待とう。

しかし「アリス」公演からなので、もう5年観続けてるんだ。ボクの周りのお客さんの会話の若いこと。それは、話題に小林賢太郎さんの最近の作品がよくのぼっていたのです。「鯨」とか「雀」の作品の話はなく、「アリス」の作品からの話もなかったなあ。20代前半の人が多かった印象。バニー部が愛・地球博を応援したように、オリデは小林賢太郎さんを応援します!