34になってはじめて知ったこと。イボって移るんだ!

足にできたイボが左手の人差し指に2カ所移ったので、退治すべく病院で治療を受ける。銀色の魔法瓶のようなものを持ってきて、中を見せてもらうと沸騰した液体が。

「これは液体窒素で、マイナス200度です。これを患部につけて皮膚ごと焼いて取っちゃいます」

強烈な言葉ですね「皮膚ごと焼いちゃう」って。お医者さん、綿棒のようなものを液体窒素につけてボクの患部につける。しばらくしてピリピリした痛みが襲ってきた。

で、辛いのがこのあと。患部を冷やすアイシングのような状態なので治療直後は感じなかった痛みが麻酔が切れるように出てくるんですね。さらに、手のイボを何かの拍子でぶつけてしまって血豆になってしまった。もうね、ズキズキしますよ、ホントに。

午後、専門学校で講義。きょう分かったことは「丁寧にやる人がいい仕事をする人」だということ。どんな美声でも、どんなテクニックを持っていても、雑にやったら聴いてる人の心を動かすことはできない。

自分の持っているものを一生懸命出してくれると聴いてるこちらの心が動く。その一生懸命さがないと、なんか「楽している」ように聴こえる。ホントに聴いてる人のこと考えてる? と感じる。これはボクのような仕事じゃなくても、どんなものでもあてはまると思う。

夕方、事務所で読み方のレクチャー。専門学校でボクが学んだことを生かして、雑にやらないようにお願いする。仕事になるかどうかという差は、丁寧さにかかっているみたいです。