水曜日、TOHOシネマズ名古屋ベイシティで「崖っぷちの男」を観ました。ストーリーの流れに身を任せた1時間42分は、まるでジェットコースターに乗っているようでした。
元ニューヨーク市警の警察官ニック(サム・ワーシントン)は、30億円のダイヤモンド強盗の罪で投獄されていたが脱走。ニューヨークの高層ホテルで投身自殺を図ろうとしていたところを発見される。次々と野次馬たちが集まって来る中、彼は最近失敗をやらかしたばかりの女性刑事リディア(エリザベス・バンクス)を交渉人に指名する。
ニックが自殺をしようとしている理由は予告編からなんとなく分かるかもしれないけどね。たぶん、悪い方向には転がっていかないんだろうなあと思いながら観てました。そこにあるのは絶対に負けない戦い…というのは言いすぎかな。
それが担保されてるから「この状況をどうやっていい方向に持って行くんだっ?」というふうに観ていました。それがちょっとご都合主義に見えるかもしれないし、映画を観終わって冷静になって考えると「あれ? あそこ、あれでいいの?」と思うところはありました。
でも、本編を観ている時にそう思わなかったのは、ボクがこの世界にどっぷり浸かっていたということだよね。「この展開で一気にいくぜーっ!」と、スピード感あるストーリー展開は観ていて気持ちがよかったです。スピード感がなくなったら、この映画の魅力もなくなっちゃうんだろうな。
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