やらなきゃいけないことはものすごく抱えているけど、現実から逃げて栄に行く。ご飯食べたり、シロノワール食べたり、本を買ったりと、普通に過ごす。
やらなきゃいけないことっていっても、集中すればあっと言う間に終わることばかり。それを何日もかけてやろうとするから終わらないんだよ、パパっと集中してやれ、集中して! と、もう一人のボクが言うのです。
ちょっと早めに事務所に行って、1時間くらいやることをやってみる。台本を覚える作業。…ほら、やっぱり体にすーっと入っていく。そうなんだよなあ。しっかり気分転換すれば、すっと入るもんなんだよ。ま、問題はこれを4日間覚えていられるかなんだけど。
事務所でレクチャー。あした初めてロケに行く人がいて、その台本を使う。仕事がつくってのは、できるって判断されてるからなんだけど、本当に仕事で必要なのは読み方の技術ではなくて、スタッフのみなさんと気持ちよく仕事ができるかってことなんだよね。この場所はあくまでも、技術を磨いているだけに過ぎないもの。料理人が包丁を使えるのが当たり前だというのと、同じ感覚。そう思うようになったのも、いろんな所でいろんなことを経験させていただいたからなんだよなあ。
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