東海商業対名市工芸。若いチームが悔しい敗退

一宮球場で、高校野球愛知大会の実況。愛知県東海市と知多市のコミュニティFM、メディアスエフエムでオンエアされた試合は、東海商業高校対名古屋市立工芸高校。

レベルの高い試合でした。延長10回、8対3で名市工芸の勝ち。先制したのは東海商業。3回に同点に追いつかれたのは、東海商業が名市工芸のランナーを簡単に進めてしまったから。

簡単に、とはいっても、ノーアウトランナー2塁での送りバントがピッチャー方向に転がった時に、セカンドランナーを封じこめずにサードにいかせてしまったという状況。

守りのうまいチームだと、ちゃんとセカンドに封じたんだろうなあ。練習を積んでいても、とっさに判断ができるかどうかという、難しい処理だった。

東海商業、8回に同点に追いついて、9回もサヨナラのランナーを出したんだけどなあ。力つきちゃったね。

エラーという記録にはなってないけど、守りのミス、というやつが明暗を分けた。東海商業は2年生主体のチームだから、この悔しい経験をぜひ、来年の夏にいかしてほしい。