J1第21節、名古屋グランパス対鹿島アントラーズの実況をしました。エフエムとよた(ラジオ・ラブィート)のグランパス戦中継番組「GRAMPUS BEAT」でオンエアされました。

名鉄豊田市駅には、たくさんの人が。シャトルバスを待ってたらいつ乗れるか分からないんで、歩いて豊田スタジアムへ。

川向うの豊田スタジアム

キックオフ前で、こんなに。

2018年J1第21節、キックオフ前の豊田スタジアムの中

43579人、クラブ史上ホーム最多の観客でした。

34分、ジョー選手が先制点。50分、同点に追いつかれる。

ああ、やっぱり追いつかれるんだ。そして、ここから徐々に相手ペースになっていくのかな……と思ったんだけど、グランパスの選手の動きが、今までと違う。しっかりとポジションを取って、相手の攻撃に備えていた。あれ、落ち着いているぞ。

同点に追いつかれた1分後に、金井選手が勝ち越しゴール。えっ、金井選手があんなところに? と驚いた、ペナルティエリアの左。いや、サイドバックの選手がその位置にいることはあるんだけど、今シーズンのグランパスでは見られなかったシーンだったんで。

しかし、相手にPKを与えてまた同点に追いつかれる。それPKだったかなあ? という、微妙な判定だった。せっかく勝ち越したのに、こんな形で同点に追いつかれたら、シュンとしてしまうんじゃないか……?

心配いらなかった。勝ち越しのゴールを81分に決めたのは、また金井選手。完全にチームを救った。そして、アディショナルタイム。途中出場の相馬選手のクロスから、前田選手がダメ押しのゴール。

4対2でグランパスが勝つ。2度追いつかれたのに、勝ち越した。この力は、本物かもしれない。