声優が発声練習をしていても周りから騒音だと言われる時代、どこで発声練習をすればいいんでしょうねえ。
訴状などによると、大阪校はJR新大阪駅近くの12階建てマンションの4部屋を使い、うち2部屋を練習場として利用している。住民側は「数十人の塾生が集まる週末のレッスン時、騒音や振動に悩まされている」と主張。管理規約は発声や演技の練習場としての利用を認めておらず、「住民らが平穏な生活を送ることを保障した人格権を侵害している」と訴えている。
一方、プロダクション側は答弁書で、発声練習は短時間で他の実技も日常生活音のレベルにとどまり、ダンス練習は昨年10月から別の場所でしていると説明。「過去に苦情はなく、管理組合の理事会は規約違反はないと判断している」と反論している。
ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170201/k00/00e/040/250000c#csidx78b654bad609d2abcf69f45767348cc
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ボクのこの声ができたのは、高校の時、月曜から金曜、毎日部室の窓を開けて、十数メートル離れてる反対側の校舎の壁に向かってロングトーン出してましたよ。
苦情はこなかったなあ。むしろ、隣の特別教室では吹奏楽部がいたし、上の会の特別教室ではフォークソング部がエレキギターやエレキベース、ドラムの音を出してましたからね。先に苦情がいくなら、そっちでしょう。
養成所に通ってたときは「授業の前にちゃんと屋上で発声練習しておきなさい」って言われてました。これが何十年も伝統になってました。
だから、周りのビルでは言われてたでしょうね。「先輩、なんか遠くから人の声が聞こえてくるんですけど…」「ああ、あれは養成所の発声練習だ。お前は新人だから知らないだろうけど、この辺じゃ有名だぞ」って。
その養成所もなくなって、声を出す伝統もなくなりました。だから今、またその場所で発声練習が始まったら「うるさい」って言われるかも。一度途切れた伝統はもう、戻ってこない。
声を出す人にとって、発声練習は絶対にやらなきゃいけない。やるならちゃんと、防音設備の整った場所でやるのがいいよね。そのほうが、気兼ねなく声が出せるし。
あと、両手で口をしっかり覆うだけでも十分防音になる。ボクはたまに、この方法で声出してますよ。
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