109シネマズ名古屋で「ドクター・ストレンジ」を観る。すべてを失った男が生きる目的をみつけたという、序章に過ぎない。
ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、天賦の才能を持つ脳外科医として名をはせていたが、ごう慢さが玉にきずだった。彼は地位も名誉もリッチな生活も手に入れていたが、交通事故によって全てをなくしてしまう。神の手と崇拝された両手の機能を取り戻すため、高額な治療を繰り返すが……。
すべてを失い、生きる目的をみつける旅
欲しいものはすべて手に入れてきた、と言ってもいいドクター・ストレンジ。それが事故をきっかけに、少しずつ手放すことになっていく。
徐々に描かれていっているので気がつかないかもしれないけど、この転落っぷりはゾッとする。自分がアクシデントに遭ったら…過去にしてきたことにしがみついてしまうだろうか。
事故の後にドクター・ストレンジが、なんのために生きるのかを模索する旅にもみえた作品でした。
時間や空間がねじ曲がるの、ここまで表現できるんだなあ…!
この作品を観たいなあと思ったのは、時間や空間をねじ曲げた映像の素晴らしさ。予告編でこれだったら、本編はもっとすごいだろうと思って、IMAX 3D で観ました。
やっぱり、3Dで観ると奥行きも加わっておもしろかった。絵画で錯覚を使ったものがあるけど、それを思い出した。
アベンジャーズの中でも、ジョーカー的キャラクターなんじゃない?
さあ、ドクター・ストレンジがアベンジャーズにどう関わっていくか。そっちも楽しみ。ボクは思いました。ハルクに次ぐ、ジョーカー的なキャラクターだと。彼が出てきたら何でもアリになりそう。それをどうチューニングしてくるかな。
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