工作をする時の頭の使い方が、こんなに違うのか。
7月28日は「なにやろう?自由研究の日」なので、当日のラジオでは「自由研究のテーマを考えよう」というお題でメッセージをいただきました。
メッセージの中に「ピタゴラ装置を作る」というものがありまして。ペットボトル・牛乳パック・カッター・ガムテープ・スーパーボールなどを使います、だって。
うらやましいです。こういうふうに工作の才能がある人って。ボクは全然ダメ。発想力ゼロ。
例えば、500ミリリットルのペットボトルを使って昆虫を作りましょう、と言われても、ボクはペットボトルに直接足や触覚、羽をつけるくらいしか思いつかない。
想像してみてください。そのままのペットボトルにストローやモールが何本もついているものを。「これはなんですか?」と言われたら、カブトムシでもバッタでもカミキリムシでも、どんなものにでも見えるものを。
ボクが作るのは、たぶんそういうやつ。何を作ったかは、見る方の想像力次第というもの。そういう意味では、カメレオンを作ってるのかもしれない。
ところが、きょうのパートナーの、メディアスエフエム知多市PRチーム「梅子隊」のメンバー、戸田佳歩さんは違う。趣味で絵も描いているくらいの美術的スキルの高い人は、ボクの発想力とは雲泥の差。
戸田さん「まず、ペットボトルの底を切って……」と話し始める。なにそのファーストステップ。底を切るってどういうことだ? なんでもペットボトルの底を切り、その丸みを生かして昆虫の羽を作るんだそうだ。
ほー! そういう発想があるのか! ボクは「ペットボトルを使って」となると、ペットボトルの形をそのまま使おうとしちゃう。そうか、ペットボトルの材質を使うという発想になるのか。
ボクと戸田さんの大きな違いは、そこ。戸田さんは、犬を描くにしても関節の動きを考慮するそうだ。ボクはそんなの意識しない。だからだ、犬の足が棒のようになってしまうのは。犬も歩けば棒に当たる、じゃない、犬の足そのものが棒なのだ。
うらやましいなあ。ウェブなんかにも、自分で絵をササッと描くと見栄えがいいもんね。ウェブで活動するのも、絵師と呼ばれるような、イラストをたくさん描いている人の方が注目されやすそう。
ボクはしゃべりや声だったら、まあなんとかなるかな、とは思うんだけど、ウェブとはまだまだ相性が悪い。聞いてもらうための手間は、イラストを見てもらうより上だ。
ボクに絵を描く能力があったら、もうちょっとなんとかなるかもしれないなあ。
スタジオ前のスペース。公開生放送です。夏休みにはぜひお越しください。
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